四国旅行で行きたい人気温泉5選。家族旅おすすめ宿もご紹介！

お子様から大人まで楽しめる温泉地が充実の四国は家族旅行にもぴったり。古くからの名湯から、温泉街でぶらぶら散歩を楽しめたり、はたまた周囲を自然に囲まれた絶景スポットの中にあったり。
今回はそんな四国の温泉の中から担当者がおすすめする、家族で楽しめる四国の人気温泉地ベスト5厳選してご紹介！
四国の愛媛県・香川県・高知県・徳島県の温泉を巡る組み合わせ四国周遊旅行もおすすめです！次の家族旅行には、四国での温泉旅行はいかがですか？是非旅行計画の参考にしてみてくださいね♪

1-1.愛媛県「道後温泉」はこんなところ！

四国を代表する温泉、といっても過言ではない愛媛県の超・有名温泉地といえば言わずと知れた「道後温泉」。日本最古の温泉とも言われる歴史ある温泉地です。

兵庫県の有馬温泉・和歌山県の白浜温泉と共に日本三古湯（にほんさんこゆ）の一つにも数えられる超・有名温泉地。

道後温泉の泉質は、アルカリ性単純泉であり、刺激が少ない泉質の為お子様連れの入浴にもオススメです！道後温泉周辺の温泉旅館では、道後温泉本館から温泉を引いている大浴場も多くあるので、宿泊しながら湯治もお楽しみいただけますよ♪

道後温泉本館は建物全体が国の重要文化財にも指定されおり、木造三階楼の本館はとっても趣深い外観！

現在は、大規模な補修工事中の為建物の全体像は見ることができません。しかし、道後温泉内は営業中のまま保存活動を進めているので、工事中の現在でも温泉はお楽しみ頂けますのでご安心を♪

道後温泉をおすすめしたいポイントは、ノスタルジックな雰囲気あふれる道後温泉街の街並みです！

道後温泉駅から、道後温泉本館へと向かってアーケード街が続き、愛媛の名物料理「鯛めし」のお店や人気スイーツ「坊ちゃんだんご」を販売するお土産屋さんが連なります。
あの有名な今治タオルのお店「伊織」でも、なんと道後温泉限定の刺繍入りタオルも販売されていますよ！

道後温泉に入浴しないで、ぶらぶらお散歩するだけでもとっても楽しめる道後温泉。
愛媛県を訪れる際には、ぜひ足を運んで頂きたいスポットです♪

私のオススメはこちらのレトロモダンなハンバーガーショップ！
旧道後郵便局舎を改装した店内で、絶品ハンバーガーを楽しめます。

さらにお子様連れならぜひご乗車頂きたいのが「坊ちゃん列車」！

普段はなかなか乗ることのできない機関車のような路面電車は、乗り物好きの男の子なら喜ぶこと間違い無し！
松山市内の中心地、松山市駅～道後温泉までを結ぶ路面電車で当時は蒸気機関車で運行されていたものを現在はディーゼル機関車として運行中です。
現在は、コロナウイルス感染拡大防止の為、最大の乗車人数を18名・運行は土日・祝日のみとなっています。

また、コロナウイルス感染の状況によっては、運行が休止される場合もあるので、訪れる前にご自身でも坊ちゃん列車の運行会社である伊予鉄道株式会社のHPをご確認くださいね。

1-2.道後温泉おすすめホテル「道後プリンスホテル」

道後温泉の周辺に数あるホテルの中から、家族旅行にぜひおすすめしたのがこちらの「道後プリンスホテル」！館内は豊富な温泉を有し、露天風呂から大浴場、家族旅行で嬉しい4種類の貸切り風呂(有料)までバリエーション豊富にご用意。さらに、迫力満点の瀬戸内水軍和太鼓ショーや金の讃岐うどんつくり体験ショーなど定期的に開催されるイベントも充実。道後温泉駅からホテルまで無料シャトルバスの送迎サービス実施中も嬉しいポイントです。

2-1.「こんぴら温泉」はこんなところ！

四国・香川県の温泉でおすすめしたいのが「こんぴら温泉郷」。
実は、数ある四国の人気温泉地の中でも比較的最近温泉が湧き出たのがこんぴら温泉郷です。
1997年に温泉が掘り当てられたことを皮切りとして、温泉街が形成され今では四国を代表する温泉地のひとつとなっています。

こんぴら温泉があるのは、香川県仲多度郡琴平町。一生に一度はお参りしたい！と古くより日本各地からたくさんの参拝客がやってくる「金刀比羅宮（ことひらぐう）」、そんな金刀比羅宮のこんぴら門前町に沸いている温泉郷が「こんぴら温泉郷」です。

金刀比羅宮の御本宮へ参拝する為に上らなければいけない石段はその数なんと785段！聞いただけで思わず足がすくみそう。。。（笑）さらに、奥社まで行こうと思うと計1,368段の石段を登らなければ到達出来ません。しかし、江戸時代の人々も遠く離れた地から参拝の為に訪れていたと聞くと、一度は訪れてみたいですよね。

そんな参拝後の疲れた足腰に、こんぴら温泉の温泉のナトリウム・カルシウムを含んだ塩化物温泉が筋肉痛や関節痛を和らげてくれます。金毘羅参拝の後には、ぜひ門前町でお土産探しを！参道の両側には香川名物うどんのお店や、お土産店が立ち並び旅気分も盛り上がります♪

2-2.こんぴら温泉でおすすめホテル「貸切湯の宿ことね」

こんぴら温泉への家族旅行におすすめしたいのが、「貸切湯の宿ことね」。このホテルの魅力は、なんといっても6種類の貸切り風呂が利用が無料で可能というポイント！空いている貸切り湯には、何度でもご利用頂くことができます。小さなお子様連れで、皆で一緒に温泉を楽しみたいという方にぴったりのホテルです。

3-1.「小豆島温泉」はこんなところ！

香川県高松港からフェリーで約60分、神戸や岡山からも船でアクセス可能。
瀬戸内海に浮かぶ写真映えスポットも豊富な四国旅行で今注目の島、「小豆島」！

実はそんな小豆島でも温泉が楽しめるって知ってましたか？自然豊富な小豆島で楽しむ温泉は心も体も癒してくれること間違いなし！
さらに、温泉に入りながらオーシャンビューが楽しめる温泉施設もあったりとまさに至れり尽くせり！
観光をたっぷり満喫した後には、温泉でホッと一息つくと明日への活力も出てきます♪

小豆島は高松港から約60分の船旅でアクセスすることもでき、日帰り観光も可能です。
ただ、小豆島の大人気絶景スポット「エンジェルロード」や「寒霞渓（かんかけい）」もしっかり楽しみたいなら時間を取って1泊は小豆島で過ごすプランがおすすめです。

自然に囲まれた小豆島は他にもぜひ行きたい観光スポットが盛りだくさん！特に人気が高いのが「道の駅　小豆島オリーブ公園」。海を見下ろす小高い丘の上に、オリーブの木や風車が並びまるでヨーロッパのギリシャを思わせる海外のような光景が広がります。

さらに、敷地内には温浴施設「サン・オリーブ公園」も！リラックスできるハーブの香りただようハーブ浴や遠赤外線サウナに露天風呂と充実の温浴施設。さらに、レンタルのタオルサービスも用意されているので手ぶらで来た場合でも安心です♪

3-2.小豆島温泉でおすすめホテル「リゾートホテルオリビアン小豆島」

高松から小豆島へ訪れる際の玄関口・土庄（とのしょう）港から車で約20分とアクセスもいいリゾートホテル。このホテルの最大の魅力はなんといっても露天風呂からの眺め！露天風呂からは海を一望することができ、さらに天気のいい夕方は海へ沈む夕日を眺めながら温泉を楽しむことが出来ます。「夕日の美しい宿」ベスト3の受賞歴も持つ眺めは最高！土庄港からホテルまでの無料シャトルバスサービスもあるので、お子様連れの家族旅行でも安心です！

4-1.徳島県「祖谷渓／大歩危温泉」はこんなところ！

岐阜県白川郷・宮崎県椎葉村と共に日本三大秘境のひとつともいわれている祖谷渓。そんな祖谷渓にひっそりと湧き出る温泉郷が「大歩危・祖谷温泉」。祖谷は四国の山の中、高知県と徳島県の境の山の中にある集落。
決して四国の数ある温泉地の中でもアクセス至便とは言えません。ですが、周囲を自然に囲まれ、澄んだ空気の広がる祖谷はゆったりと日常の喧騒から離れて温泉時間を楽しむにはピッタリの場所です。
眼下に流れる吉野川を見下ろしながらのんびりとおこもり滞在もおすすめです。

大歩危・祖谷温泉を訪れたらぜひ合わせて立ち寄りたいのが「祖谷のかずら橋」！
国の重要指定有形民俗文化財にも指定されている貴重な観光地で、日本三奇橋の一つにも数えられています。
自生する「シラクチカズラ」を編んで作られたもので、一歩足を橋に踏み入れるとユラユラしてスリル満点！家族で行っても楽しめること間違いなし（小さなお子様にはちょっと怖いかも！？）の四国でも人気の観光地の一つです。

さらに、大歩危峡では夏場のシーズンには渓谷を流れる吉野川でのラフティングアクティビティも大人気！

ラフティングほど激しいアクティビティには抵抗がある、という方には「大歩危観光遊覧船」がおすすめです。乗船時間約30分で、左右にそびえる奇岩の間を遊覧船で観光します。
春には桜、秋には紅葉が一面に広がる絶景を楽しめるので、家族での旅行にもピッタリです。

大歩危や祖谷渓は四国の他の観光地の中でも特に山の中にあり、公共交通機関を利用すると、バスの乗り換えなどに時間を要することもあります。そのため旅行の際にはレンタカーを借りての移動が安心です。

4-2.祖谷渓／大歩危温泉おすすめホテル「大歩危峡まんなか」

露天風呂からは眼下に大歩危峡をのぞむ、絶好のロケーションを持つホテル「峡谷の湯宿　大歩危峡まんなか」。

家族皆でワイワイ過ごせる和室タイプの客室から和洋室、完全ベッドタイプの洋室まで希望の滞在タイプに合わせた様々な客室をご用意！
また、大歩危観光遊覧船乗り場へもホテルから徒歩2分と、アクセス至便。
大歩危観光にもおすすめのホテルです。

5-1.高知県「足摺温泉」はこんなところ！

四国最南端に位置する温泉郷が「あしずり温泉」。

あしずり温泉の歴史は古く、1200年前に弘法大使がお湯に浸かって体を癒したのが始まりと言われています。
実は、150年ほど前に一度地殻変動により温泉の湧出がストップしてしまいました。ですがその後再度温泉の掘削が行われて、あしずり温泉郷として平成11年に復活を遂げました。
ラドン・フッ素を含んだ療養泉で、神経痛や関節痛にも効能があります。


あしずり温泉の周辺は自然に囲まれ、絶景スポットも多くあります。
一番有名なのが「足摺岬」。四国最南端に位置し、高知市内からも車で約3時間と決して近くはありませんが、足摺岬かが眺める太平洋の景色はまさに絶景！
息を呑むほどの迫力満点な海の眺めを楽しむことが出来ます。

また、足摺岬の近くには高知県の天然記念物にも指定されている「白山洞門」が！！
高さ16メートル・幅17メートルの大きさを有する洞門で、花崗岩同門では日本一の規模になるとのこ...！
白山神社からの遊歩道を下っていくと行くことが出来ます。
間近で見ると迫力満点なその姿に圧倒されてしまいます。

もっと気軽に白山洞門を楽しみたい、という方は展望足湯「万次郎足湯」から眺めるのがおすすめ！

さらにこの足湯、なんと利用料無料（！！）で楽しむことが出来るんです！これは浸からない理由はありませんよね！？
特に白山洞門まで近づくには急こう配のある遊歩道を進んでいく必要があるので小さなお子様や高齢の方と行くなら無理せず足湯から眺めるだけにとどめておくのもオススメです。

または、家族旅行なら「足摺岬クルーズ（足摺岬海上遊覧船）」に参加するのもオススメ。
海上から眺める足摺岬展望台や白山洞門は、陸から見た時とは少し異なってみて、新たな面を見ることが出来ますよ。
クルーズ時間は約60分、大人1名2,500円です。（悪天候や海の状況などにより、催行は変更となることがございます。参加する際には必ずご自身で確認をしてみてください）

5-2.足摺温泉おすすめホテル「足摺国際ホテル」

四国の最南端に建ち、雄大な太平洋を望むホテル「足摺国際ホテル」。

露天風呂からは太平洋の海を一望でき、中でも朝焼けの中で楽しむ朝風呂は別格の心地です。
ホテルでは、足摺の自然を楽しむアクティビティも開催されており、足摺観光の拠点にピッタリのホテルです♪

今回は四国の温泉旅行で鉄板人気の温泉地５選をご紹介しました。
四国には、この他にも徳島の鳴門海峡を望む鳴門温泉や香川の山奥、塩江温泉などおすすめの温泉地が他にも多くあります。私の個人的なおすすめは高知県の山奥、松葉川の松葉川温泉！トロッとした、他にはない珍しい泉質を楽しめますが、周囲には他に何もないので観光には寂しいかもしれません！（笑）
今回紹介した四国の温泉地は近くに温泉街が広がっていたり、観光スポットが多くある場所をピックアップしてご紹介したので、家族旅行でもきっと楽しめるはず♪四国での温泉旅行での参考にしてみてくださいね。