ベトナム旅行の予算は?現地で使う費用は?お得な節約方法を徹底解説♪
目次
はじめに
アジアの中でもベトナムはまだまだ物価が安いと言われています。でも、「安い」と言っても実際ベトナム旅行をするにはいくらぐらいの予算を見ておけばいいの?と疑問に思う方もたくさんいるはず。そんな疑問にお答えします♪
ベトナム ホーチミン街並みイメージ
1 さあ、ベトナムへ行こう!さて、平均予算はいくらぐらい?
ズバリ、ホワイト・ベアーファミリー、ハッピーホリデーツアーで2019年にベトナム旅行をした人の旅行代金平均は...
95,149円
でした!
ただ、こちらはビジネスクラス利用など、全部合わせた平均旅行代金です。なので、少し高くない?と感じられた方もいるかなと思います。
実際は、50,000円〜60,000円程度の旅行代金が一番多い層となっています。
但し、先述した通り、年齢層や利用する航空会社・ホテルのグレードによってもかなり幅がでてきます。
・若い学生さんや「とりあえず旅費は抑えるだけ抑えたい」、「寝るだけだからホテルのグレードや立地は気にしない!」という方は50,000円〜60,000円程度
・カップルや家族、4つ星以上の滞在になると、60,000円〜90,000円程度
・5つ星や特別なカテゴリーのお部屋、ビジネスクラス以上の旅行になると、80,000円〜150,000円程度
(※いずれもピーク時期除く)
これは、ツアー代金のみの為、実際の旅行ではここに現地で使うお食事代金やお土産代金を上乗せした金額が旅行費用となります。
あくまでも目安となりますが、参考にしてみてください。
旅行代金を計算
1-1 ベトナム行き航空券の目安代金
日本〜ベトナム間は現在東京・大阪・名古屋・福岡より直行便が飛んでおり、ベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空、日系の日本航空(JAL)・全日空(ANA)に加えてベトジェットエア、ジェットスターパシフィックが運航をしております。
ベトナム航空・日本航空・全日空など、従来の飛行機での機内サービス(ブランケットの貸し出し・機内食の提供)が提供される航空会社は「フルサービスキャリア」を呼ばれています。逆に機内サービスなどを省いた低価格の航空会社を「ローコストキャリア」と呼び、こちらにはベトジェットエア・ジェットスターパシフィックなどが当てはまります。
航空券代金もこの種類によって変わってきて、行き先によっても変わってくるものの、航空券代金の目安としてはフルサービスキャリアの場合で約40,000円〜、ローコストキャリアの場合で約20,000円〜、ここに燃油サーチャージや空港税が加算された金額となってきます。
ただ、一概に航空券代金と言っても曜日や時期により金額は大幅に変動してきますので、いつ旅行をするか、のタイミング見極めがかなり重要になってきます。というのも、最近は『料金変動型』と言われる稼働率で金額が変更するシステムに航空会社も運賃形態を変更してきています。つまり、閑散時は安くなるし、混雑時は高くなるのです。ローコストキャリアはほぼこのシステムですので、GWや年末年始などのピークは混雑状況によってはフルサービスキャリアとほぼ同価格、場合によっては高くなることもありえます。ピーク時期は早めに決めて航空会社の金額や種類から賢く選びたいですね。旅行会社のパッケージツアーだと、比較的そういった変動もないので安心です。
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ベトナム航空イメージ写真
1-2 ベトナム ホテル代金の目安
次にホテル代金です。ベトナムは周囲のアジアの国と比べてもまだまだホテル代金も安く、5つ星ホテルでも日本の3分の1程度の価格で泊まれることも。ベトナム旅行の費用を抑えるためになるべくホテルにかかる費用を抑えたい、という人もいるとは思います。が、世界的な有名ブランドホテルにも日本では考えられないような低コストで宿泊できるので、せっかくなら奮発してみるのも賢い選択かもしれません!
3つ星クラスホテルの目安代金 3,000円〜5,000円
4つ星クラスホテルの目安代金 5,000円~10,000円
5つ星クラスホテルの目安代金 10,000円〜
フラマリゾートダナン イメージ
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2 現地で使うお金はいくらぐらい?ベトナム物価のご紹介
旅費のイメージがなんとなく浮かんできたところで、次は実際にベトナムに着いてからかかる費用のご紹介です♪日本と比べても約3分の1程度の物価の為、実際現地でかかる費用はさほど高額ではありません。3日間ほどの滞在であれば、10,000円ほど両替をしておけばタクシー代・食事代で困ることはないでしょう。ちなみに、ベトナムの通貨単位は「ベトナムドン」、日本円1円あたりだいたい200ドンですので、お店などで日本円換算をするときにはベトナムドンの末尾2つの0を消して2で割った金額、と覚えておくと簡単です。
2-1 現地物価の紹介
ベトナム名物 フォー
ミネラルウォーター 500ml 5,000ドン(約25円)〜
缶ビール 300ml 9,500ドン(約50円)〜
タクシー初乗り 14,000ドン(約70円)〜
フォー1杯 40,000ドン(約200円)〜
ただ、要注意なのが外国から輸入されて来るお菓子やお酒など。これらは関税分が上乗せされてしまうので、日本と比較してもお得感があまりありません。
2-2 オプショナルツアーなどに参加する場合の費用
ハノイ ハロン湾風景
市内中心部から少し離れた観光地へ行くには、オプショナルツアーへの参加が便利です。現地でもツアー予約は出来ますが、どうせ行くなら英語ガイドがアシスタントするものよりも、日本語ガイドがアシスタントしてくれて、歴史的背景などを細かく解説してくれるものがより充実できおすすめです。ここでは、日本語ガイド付きオプショナルツアーを日本から予約した場合の費用をご紹介します。
・ホーチミン メコン川ジャングルクルーズツアー(昼食付/所要時間約6時間) 1名あたり4,200円
・ハノイ 世界遺産ハロン湾日帰りクルーズツアー(昼食付/所要時間約11時間) 1名あたり 9,500円
・ダナン 世界遺産フエ観光ツアー(昼食付/所要時間約9時間) 1名あたり11,000円
市内中心部から離れた観光地へバスなどを駆使して行けばもっとお安くはなりますが、ローカルバスなどは本数も少なく、また時刻表もしっかりしていないところが多い為見どころを一気に回ってくれるツアーへの参加がラクチンでおすすめです。
3 旅行計画前に必読!ベトナム旅行をお得に楽しむコツ!
ベトナム旅行をお得に楽しみたい人必見!旅行会社目線で教える節約のコツやベトナムで是非買うべきお得なモノを紹介しましょう♪はじめてのベトナム旅行をお得に楽しみたい人はぜひ読んでみてください!
3-1 LCC(ローコストキャリア)を使って移動費用を抑える
LCC ベトジェットエア
航空券代金のところでも紹介したように、LCC(ローコストキャリア)には機内食やブランケット貸し出しサービスもなく、航空会社から提供されるサービスは本当に必要最低限。また、遅延や欠航があった際は基本同じ航空会社での振替や代替え便対応となる為、あまり柔軟な対応が難しいのも事実です。ただ、その分旅費を抑えた旅行価格を実現できるのが嬉しいポイント!機内でもシートの幅が狭かったりと窮屈に感じる部分もありますが、日本〜ベトナム間は約5時間前後のフライトなので狭い機内でもギリギリ耐えられる時間。しっかりデメリットも理解した上で、「移動にはこだわらない」、「とにかく現地での旅行を思いっきり楽しみたい!」という人はLCCを利用したベトナム旅行がおすすめです♪
ベトナム旅行 LCCで行くツアーはこちらから
3-2 この時期は避けたい!覚えておくべきベトナム旅行のピークシーズン
日本のゴールデンウィークやお正月がピークシーズンとしてホテル代金が高騰するのと同様にベトナムにもピークシーズンはもちろんあります。ベトナム内でも行き先によって変わってきますが、特にお値段が上がる時期を少しだけご紹介します。もし、どうしてもこの時期でなければ旅行できない!という理由がない限りは、下記期間は避けて旅程を組んだ方が無難です。
1月下旬〜2月頭頃 | ベトナム全土 | ベトナム旧正月(テト)期間の為混雑 |
---|---|---|
6月〜7月の週末 | ダナン | ダナン国際花火大会開催の為、一部ホテル金額が高騰します |
9月2日前後 | ベトナム全土 | ベトナム建国記念日の為祝日 |
他に、ベトナム中部のダナンのリゾートホテルは、日本の夏休みシーズンがハイシーズンとなるため、ホテル価格が上がります。逆に、日本の冬はローシーズンとなるため、価格が下がります。海やプールでバカンスを楽しむ旅行ではなく、世界遺産巡りなど観光メインの滞在であればより費用を抑えることのできるローシーズンにあえて旅行を計画するのも1つの手かもしれません♪
3-3 これはお得!ベトナム旅行で買うべきモノ、食べるべきモノ
個人的に、ベトナムを旅行していて日本と比べてもかなりお得!と思えるものを紹介します♪
まずはビール。東南アジアではよくあることですが、ベトナムも例外ではなくビールがかなり安く、まさに水代わりにビールを楽しむことができます。ただ、特別安いのはベトナムやタイ原産のビール。海外から輸入されて来るビールはあまり安くありませんのでご注意ください。
ベトナムビール ラルー
意外とお得なのがフランス料理。ベトナムなのにフランス料理?と意外に思われる方も多いと思いますが、実はベトナムはフランス料理が有名です。これは、植民地時代の名残を残したもので、フランス料理のフルコースディナーが約3,000円前後で楽しめます♪もちろん、ベトナムの他の料理の物価からすると高級なことには間違い無いですが、それでも異本で食べるよりもかなりお得。ベトナム旅行の最終日は優雅にフランス料理を楽しむ、なんて滞在もおすすめです♪
フランス料理 イメージ
かわいいデザインでお土産にもおすすめしたいのが、ベトナム食器。ハノイで有名なバッチャン焼は、最近では食洗器対応タイプや電子レンジ対応タイプも出ておりますますお土産に人気高騰中!小皿であれば1枚100円程度〜購入が可能、ただ包装は丁寧ではないので、事前に自分でタオルや新聞紙を日本から持ってきた方が安心かもしれません。
ベトナム名物 バッチャン焼き
4 終わりに
いかがでしたでしょうか。ベトナム旅行の費用イメージは浮かびましたでしょうか。10年ほど前と比較して、物価がどんどん上がっていると言われているベトナムですが、日本と比較するとまだまだ安い費用でショッピングやグルメを楽しむことができます。安く旅行するコツはとにかく早めの予約!飛行機が混雑してくると、それに伴い航空券代金もどんどん上がってきてしまうので、特にハイシーズンは早めの予約が必須。予定が立ったらぜひ早めの予約を行って、お得にベトナム旅行を楽しんでくださいね♪