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その知識、本当にあってる? もっと知りたいマレーシアの宗教事情

イスラム教の国・マレーシア

イスラム教の国・マレーシア!
イスラム教と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?

今回はマレーシアへ行く前に知っておきたい宗教事情や、旅をする上で気を付けたい事柄などをお教えします♪

旅行へ行く前にぜひご一読いただき、楽しいマレーシア旅行にしましょう!

1. マレーシアの国教はイスラム教!でもクリスマスも休み!

マレー系のマレーシア人はほぼ100%イスラム教徒です。そのためマレーシアの国教はイスラム教とされていますが、マレーシア全体の人口の約25%を占める中国系は仏教、約7%を占めるインド系はヒンズー教を信仰していることが多く、多民族国家であるマレーシアは信教の自由も認められている国です。

首都クアラウンプールを歩いていると、イスラム教の礼拝堂「モスク」をはじめ、ヒンズー教の寺院、中国寺院などが点在しています。

また、祝日もイスラム教の祝日だけでなく、ヒンズー教の祝日、中国の旧正月、クリスマスまで祝日なんです!イスラム教の国ですが、様々な宗教も受け入れており、お互いの宗教を尊重し合っているところが魅力だと思います。

  • マレーシアの寺院とモスク1
  • マレーシアの寺院とモスク2

2. 知っておきたいイスラム教の掟!

日本ではまだまだ馴染みのないイスラム教。

豚肉を食べてはいけない、女性は肌を露出してはいけない、お祈りや断食の期間がある、などざっくりとしたイメージは知っているかもしれませんが、実際のところはどこまで厳しいのか、家の中ではどうなのか、例外はあるのか、などの疑問にお答えします♪

2-1. 豚肉を食べてはいけない

これは耳にしたことがある人も多いと思いますが、イスラム教徒の人達は本当に豚肉を食べません。日本人の感覚からすると豚肉を食べられないなんて・・・と思ってしまいますが、彼らにとってはそれが当たり前のことで、食べたいとも思わないようです。

ヒンズー教で牛肉が食べられないのは「牛は神聖な動物」として扱われているからですが、イスラム教徒が豚肉を食べない理由は真逆で、「豚は不浄な生き物」として扱われているからです。

マレーシアへ行くとよく「ハラル」「ノンハラル」という言葉を耳にしますが、「ハラル」はイスラム教徒の人が食べられる食品、「ノンハラル」は禁じられている食品となります。「ノンハラル」にあたるものは豚肉のほか、お酒です。

また、豚肉以外のお肉も、イスラム教の教えに沿って処理されたものでなければ食すことができないという厳格なルールがあるので、単純に豚肉以外は大丈夫!というわけではないようです。

この「ハラル」「ノンハラル」が一番わかりやすいところがスーパーです。マレー人はほぼイスラム教徒と言えど、多民族国家のマレーシア。豚肉やお酒を求めている住民はたくさんいるので、ある程度大きなスーパーには必ず豚肉やお酒を扱う「ノンハラル」のコーナーが設けられています。

基本的にはイスラム教徒ではない定員さんがおり、会計もそのコーナーで済ませますが、会計はメインのレジでして!と言われることもあります。その場合は、イスラム教徒の定員さんは豚肉を触ることも禁じられているので、自分でバーコードを通してあげる必要があります。

  • 小籠包で有名な「鼎泰豊」
  • イスラム教の人が食べられる「ハラル」の食品

小籠包で有名な「鼎泰豊」という中華料理のお店。マレーシアではイスラム教の人でも食べられるように、豚肉を使わずに料理を提供しています。

イスラム教の人が食べられる「ハラル」の食品には必ずアラビア語で書かれている「ハラルマーク(حلال)」が付いています。最近日本のお土産などにもハラルマークが増えていますが、イスラム教徒はこのハラルマークがついていると安心して食べることができます。

2-2. 女性は髪の毛や肌を露出してはいけない

街を歩いているとマレー人の女性は皆ヒジャブと呼ばれる髪の毛を隠すためのスカーフを巻き、バジュ・クロンと呼ばれる露出を控えた伝統衣装を着ています。

ニュースでよく見る目以外を隠した黒い衣装ではなく、マレー人はすごくカラフルでかわいいヒジャブやバジュ・クロンを着ています!ヒジャブを止めるピン止めなどもかわいいものが多く、マレーシアの女性はイスラムのルールの中でおしゃれを楽しんでいます。

ちなみに私のマレー人の友人は家に帰ったらすぐにヒジャブを脱ぐといっていました。人前では脱いではいけないそうですが、家族の前では大丈夫のようです♪

伝統衣装を着たマレーシア人のご一家

伝統衣装を着たマレーシア人のご一家♪

2-3. 1日5回のお祈りと金曜日の礼拝

マレーシアでは1日5回アザーンが大音量で街中に響き渡ります。アザーンとは礼拝への呼びかけのことで、1回目は朝6時ごろに流れるので旅行中はアザーンの声で起きてしまった~という日が出てくると思います。

アザーンが流れるとイスラム教徒の人は聖地メッカの方角に向いてお祈りをします。お祈りは早朝、正午、午後、日没後、就寝前の5回。また、金曜日はイスラム教にとって特別な日とされており、男性は金曜日の正午のお祈りは礼拝所に集まってお祈りすることが義務付けられています。なので仕事中であってもデート中であってもお祈りに行くことは欠かせません。

ちなみに金曜日の礼拝のときは、お祈りに来ている人達がモスク周辺で車を適当に駐車していることが多く、モスク周辺の道路がとても混雑します。
また、観光客はお祈りの時間はモスクの中まで入れない事や、入れる時間が限られている所が多いので、モスク観光は金曜日を避けた方がよさそうです♪

クアラルンプールで最も古いモスク「マスジット・ジャメ」

クアラルンプールで最も古いモスク「マスジット・ジャメ」

2-4. ラマダンと呼ばれる断食の期間が1ヵ月間ある

ラマダンの時期は太陰暦に従っており、毎年11日前後ずれていくそうです。1ヵ月間の断食!と聞けば、そんな長期間飲まず食わずで生きていけるの?と思いがちですが、1日中食べてはいけないわけではなく、日が出ていない日没から日の出の間は飲み食いが許されています。

この時期マレーシアにいると、夜7時ごろにレストランでみんな日没がまだかと待ちわびて、日没になると一斉に食べ始めるという光景を見ます。朝も5時ごろに起きて朝食をとるといった感じです。夜寝る前に食べる人もいるので、断食期間なのに太るといったこともあるそうです。

日が出ている間は本当に水も飲んではいけないのでかなり辛いと思いますが、このラマダン期間があることにより食べ物・飲み物のありがたみを知ることができるので、イスラム教徒にとってとても大切な行事だそうです。ちなみに子供や妊娠中、病気の人などは断食を行わなくていいそうです。

1カ月のラマダン明けには盛大にお祝いが行われます!このお祝いの日を「ハリラヤ・プアサ」と呼び、沢山の食事を作り近所の人に振る舞います。イスラム教徒でない人も寛大に受け入れてくれるので、この日は花火も上がり街中がお祭りムードになります!

3. 旅行の際に気を付けたい事柄

イスラム教の教えは上記以外にもたくさんあり、知らないとマナー違反な行動をとってしまい、マレーシアの人の気分を害してしまう可能性があります。そうなる前に知っておきたい事柄をお教えします。

☆なるべく右手を使おう!
イスラム教では左手は不浄なものとされているので、手で食べるときなどは必ず右手を使います。観光客相手に左手で食べているからといって怒ることはないですが、もし左手で食べた時に嫌な顔をされたらそういうことだと頭の片隅に入れておいてください。

☆頭をなでることは失礼
日本ではよく子供の頭をかわいいね~と言って撫でますが、マレーシアでは人の頭をなでることは失礼とされているので気を付けましょう。特に左手でなでることは厳禁です!

☆マレータイムに慣れよう!(番外編)
これはイスラム教の教えではないですが、マレーシア人は日本人に比べると時間にルーズです。南国ならではの感覚なのか、時間に追われずのんびりしているので約束の時間に1~2時間遅れるということは日常茶飯事です。マレーシア滞在中は時間にきっちりしている日本の感覚を一旦忘れ、時間に追われない旅を楽しんでみてください!

モスク

~おわりに~
皆さんが抱いていたイスラム教のイメージは少し変わりましたか?

無宗教の人からすればイスラム教は考えられない掟が多いですが、マレーシア人からするとあたりまえの事で、皆が忠実にイスラムの教えに従って生活しているからこそマレーシアという国が成り立っているのかなと思います。マレーシアへ行く際にはぜひ宗教の部分も注目してみると、より魅力のある旅になること間違いなしです♪

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