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知られざる台湾の新スポット!台北郊外ディープスポット巡り おすすめ5選!

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台湾と言えば台北へ旅行に行く人が多いですが、高雄や台中にも足を運んだ人もたくさんいると思います。
次はどこへ行こうかな、考えている人もいるのでは?

まだまだ知られていないディープスポットが台北郊外にもたくさんあるんです!
そこで今回は台北から日帰りで行くことのできるスポットをピックアップしました。

1.芸術の村「三義(さんぎ・サンイー)」

  • 龍騰断橋(りゅうとうだんきょう)
  • 三義木彫博物館

台北と台中の中間地点にある苗栗県(びょうりつけん)に位置する村です。

台湾リピーターの方でも、初めて聞く名前だなぁとか、聞いたことはあるけど訪れたことはない方がほとんどだと思います!

1-1.二度の大震災の記憶を伝える赤レンガのアーチ橋「龍騰断橋(りゅうとうだんきょう)」

日本統治時代の1905年建設された鉄橋・龍渓橋は、1935年の関刀大地震により橋脚を残して崩壊しました。

その後は修復されることもなく、向かい側に新しい鉄橋が建設されましたが、赤レンガの橋脚はそのままの形で保存されました。

途切れた橋の橋脚の立ち並ぶ風景の美しさにより、景勝地となりました。1999年に発生した921大地震でもさらに橋の一部が崩壊して、現在の姿に至ります。

最寄り駅は台湾鉄道「三義駅」となります。また、台湾新幹線(高鐵)「苗栗駅」です。

そこからのアクセスは龍騰断橋までタクシーになります。ここでひとつ注意が必要なのですが、帰りもタクシーが必要になるので、予め乗ってきたタクシーの運転手に帰る時間を伝えて、迎えに来てもらうようにするのを忘れないようにしましょう♪

100年以上前の赤レンガの橋が二度の地震によって崩壊したのにも関わらず、一部でも綺麗に残っていることに感動しました!

龍騰断橋(りゅうとうだんきょう)

断橋のそばには廃線があり、フォトジェニックな写真を撮ることもできます。

廃線

○住所:苗栗県三義郷龍騰村

1-2.台湾で唯一!木彫りがテーマの博物館「三義木彫博物館」

木彫りの資料

館内には木彫り発展の資料、台湾の先住民の木彫り・神像・建築・家具、受賞木彫り作品などの収蔵や展示が行われています。また、不定期ではありますが各種木彫特別展が開催されており、観光客の三義木彫芸術への理解を深めてもらう取り組みを行っています。

木彫り制作中

木彫りと言われて、古いイメージでおじいちゃんやおばあちゃんの家の玄関に飾られている置物・・・としか連想できませんでしたが、館内を進むにつれて先住民の木彫りの芸術作品から現代のアートまでバリエーション豊富に展示されていて、思わず見入ってしまいました!

  • 木彫りの作品、馬
  • 木彫りの作品、芸術作品風
  • 木彫りの作品、現代のアート

日本人の木彫りの作品も展示されていて、どこか親近感を覚える博物館でした。
ルート通りに進むと最後に、グッズ売り場もあり、三義の特産品が購入できそうでした!
※特別に許可を得て撮影しており、館内は撮影禁止です。予めご了承下さい。

○住所:苗栗県三義郷広盛村広声新城88号
○入場料:一般 80台湾ドル 日本円で約400円
○開館時間:火曜日~日曜日までの9:00~17:00(入館は16:30まで)
 休館日:月曜日

●三義木彫博物館への行き方
 ①台北高鐵站→苗栗高鐵站:約46分
 ②苗栗高鐵站→台鐵豐富站:徒歩約5分
 ③台鐵豐富站→台鐵三義站:約23~28分
 ④台鐵三義站→三義木彫博物館:タクシーで約5分

2.B級グルメが美味しい「新竹(しんちく・シンチュー)」

台北から1時間の距離に位置する中都市・新竹。

台湾と言えば「B級グルメ」ですが、新竹では「米紛」が有名で、地元の市場では「米紛」を使ったご飯・スイーツがオススメです♪

新竹で「米紛」が有名な理由は、米粉から作られた平らな麺を主食の1つとして食べている「客家」という中国大陸の広東・福建にルーツを持つ民族が新竹に多く住んでいて、客家料理の1つとして親しまれているからです。
客家の冠婚葬祭の席には欠かせない料理で、野菜などと炒めて食べるのもアリ!スイーツとしても食べるのもアリ!な一品です。

2-1.台湾でも最大級の店舗数を誇る「竹東(ちくとう)市場」

竹東(ちくとう)市場

480店舗ほどの店舗数を誇り、台湾中の市場でも1・2を争う大きさの市場です。

朝市なので8:00~14:00まで賑わいを見せていて、年中無休!
朝ご飯になりそうなものから食後のデザートまで、選びきれないほどお店が並んでいます。

ローカル朝市でしか食べられないB級グルメを2つご紹介します!

・台北でもよく見かける「米苔目(ミータイムー)」

米苔目(ミータイムー)

台湾人の中でも、「麺料理」だと思っている人、「スイーツ」だと思っている人と意見が分かれている食べ物ですが、地元では「スイーツ」と考えられています。
口当たりがモチモチしていて、ほどよく甘くてさっぱりしています♪
(写真左下が米苔目です)

・赤色の秘密の調味料に着けられた鴨の料理

  • 鴨の料理1
  • 鴨の料理2
  • 紅糟醤(ホンツァオジアン)

赤色の秘密の調味料・・・とありますが、正体は「紅糟醤(ホンツァオジアン)」と呼ばれる玄米を発酵させた物です!紅糟醤がたっぷり入った壷に火の通った鴨を漬け、1週間ほど置くと味が染みて美味しいんだそうです。
少しお酒の味もして、日本にない味の物ですが、市場に行ったらぜひ食べてもらいたい一品です。

その他にも手作りの伝統的なアイスクリーム屋さんがあります。

冬瓜茶・緑豆湯・小豆アイスクリーム・里芋のアイスクリームなどなど、昔ながらの製法で作られたアイスクリームは、田舎で食べるような懐かしい味がしました♪

アイスクリーム屋さん

○新竹県竹東鎮東林路・仁愛路周辺

●竹東市場への行き方(台湾の新幹線ご利用の場合)
 ①台北高鐵站→新竹高鐵站=約35分(約30分間隔に運行)
 ②新竹高鐵站→竹東遊客中心:台灣好行獅山線(獅山遊客中心行き):約27分
 ③竹東遊客中心→竹東市場:徒歩約7分
 ※竹東遊客中心→新竹高鐵站へのお帰りの最終バスは16:00発となります。
  乗り遅れのないようにお気をつけ下さい。

2-2.東方美人茶が有名!北埔老街(ほくふろうがい・ベイプーラウジエ)

台湾では有名なお茶「東方美人茶」が楽しめる街、北埔!東方美人茶は、ビタミンCがあり、お肌に良いみたいですよ!現地の方は使ったお茶の葉を翌日パックとして、美容に役立てているのだとか♪お茶好きには外せないスポットになりそうな予感です。

北埔

客家料理と呼ばれる家庭料理を楽しむことのできる食堂も何件かあります。

なんといっても有名なのは「水井茶堂」です!お茶好きの女子なら知っている東方美人茶や擂茶(れいちゃ)を嗜むことができます。

  • 水井茶堂の擂茶(れいちゃ)を嗜む1
  • 水井茶堂の擂茶(れいちゃ)を嗜む2
  • 水井茶堂の擂茶(れいちゃ)を嗜む3

アンティークな外観で茶堂に入るまでも写真を撮ることもできますし、中に入ってお茶を楽しむこともできるので、女子ウケ間違いなしです!
店内にはお茶の販売もしているので、お土産や自分用にお土産を買って帰るのにぴったりですね♪

お茶の販売

お茶だけではなく、北埔には古跡や古い建築物があり、ぐるっと周りながらお気に入りのスポットを探すのもオススメです。

古い建築物

○水井茶堂 住所:新竹県北埔郷中正路1号
 営業時間:10:00~18:00
●北埔老街への行き方(台湾の新幹線ご利用の場合)
①台北高鐵站→新竹高鐵站=約35分(約30分間隔に運行)
②新竹高鐵站→北埔老街:台灣好行獅山線(獅山遊客中心行き)=約45分(1時間に1本運行)
 ※北埔老街から新竹高鐵站へのお帰りのバスですが、16:00発が最終バスです。
  乗り遅れのないようにお気をつけ下さい。

3.台湾の空の玄関口「桃園」

台湾桃園国際空港がある桃園。それ以外はぱっとするものがないようなイメージだったのですが、「大漢渓(だいかんけい)」という大きな川があり、かつては水運で栄え台北との間で多くの船が往来した街でした。その繁栄の面影を残す老街(商店街)をご紹介します。

大漢渓(だいかんけい)

3-1. レトロな街並みがSNS映え間違いなし♪大渓老街(たいけいろうがい・ダーシーラウジエ)

老街とは清朝あるいは日本統治時代に造られた街並みのことを指します。街全体がレトロな雰囲気になっており、台湾の若者にも人気なのだとか。建物の保存状態が非常に良い一角もあります!

昔ながらの商店街

昔ながらの商店街なのでお店が立ち並んでいるのですが、訪れたのが土曜日だったので、ひっそり静まり返った様子でした・・・。賑やかな雰囲気を楽しむことができず残念でした。

大渓老街から少し離れると、公園のような地元の方の憩いの場があり、そこにはなんと「相撲場」の建設が真っ只中でした!

相撲場

憩いの場のそばには、大漢渓に架かる大きな橋・大渓橋があり、夜にライトアップされた大渓橋を写真で見かけましたが、すごく綺麗でした!時間に余裕のある方は夕方~夜に訪れて、ライトアップを見るのもいいかもしれませんね♪

大渓橋

○大渓老街 住所:桃園市大渓区和平路・中央路・中山路周辺
●大渓老街への行き方(台湾鉄道をご利用の場合)
①台鐵台北站→台鐵中站:約47分(自強号)
②台鐵中站→中總站(中バスターミナル):徒歩約3分
③台湾好行「慈湖線」に乗車、または台鐵中站裏から桃園客運バスに乗換え、大渓方面へ
④新街尾バス停を下車:約30~40分

まとめ

オススメしたい台北郊外のディープスポットをご紹介しましたが、どうでしたか?

台北郊外ということでなかなか足を運びづらいな、と感じた方もいらっしゃるとは思いますが、全て交通公共機関(バス・鉄道)で行くことのできるスポットなので、ぜひ訪れて頂きたいです!

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