【2025年最新】北海道神宮例祭(札幌まつり)の魅力と概要!楽しみ方を徹底解説

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北海道旅行・ツアーを探す札幌まつり(北海道神宮例祭)の基本情報について
2025年6月14日(土)~16日(月)の3日間開催される「札幌まつり」は北海道神宮例祭と言われ、100年以上の歴史があり、市民にも親しまれています。北海道神宮および中島公園の2箇所で開催され、北海道神宮では6月14・15日の2日間に渡り奉納演芸が開催され、6月14日に宵宮祭、15日に例祭が行われます。16日には「神輿渡御(みこしとぎょ)」と言って、平安時代の装束をまとった約1,000人以上の市民が、4基の神輿と9基の山車を伴って9:00に北海道神宮を出発し、札幌市内を練り歩き16:30頃に神宮へ戻る予定です。一方の中島公園では3日間とも10:00~21:00まで多くの屋台が立ち並びます。お化け屋敷などの出店もあり、家族連れや観光客でとても賑わいます。
札幌まつり(北海道神宮例祭)とは
北海道神宮例祭は、明治2年(1869年)に北海道の開拓と発展の守護神として三柱の神々が鎮祭されたことに始まります。明治4年に現在の地に鎮座し、明治7年から毎年6月15日に例祭が行われるようになりました。この祭りは、北海道開拓時代の精神を今に伝える重要な文化行事です。札幌の歴史と文化を体感できる貴重な機会です。6月に札幌を訪れる際は、ぜひこの祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか。
札幌市について
札幌市は、北海道の道央地方に位置する市で道庁所在地に指定されていると同時に日本最北の政令指定都市でもあります。人口196万人(2024年1月現在)の大都市で、全国の市の中では横浜市・大阪市・名古屋市に次ぐ4番目の人口。北海道内の約4割弱を札幌市が占めています。
札幌市までのアクセスは新千歳空港から車で約50分、電車 (快速エアポート)だと新千歳空港駅から札幌駅まで約37分で最速です。札幌市内だけの観光であれば、電車・バス・タクシー等移動手段が色々揃っているので、レンタカーなしでも十分にお楽しみいただけます。札幌から小樽やその他の北海道エリアへ足を延ばされたい方はレンタカーがあると便利です。
札幌まつりの見どころ・楽しみ方
札幌まつりの見どころは何と言っても神輿渡御(みこしとぎょ)行列!約1,000人の参加者が、平安時代の装束に身を包み、神輿や山車とともに札幌の中心部を練り歩きます。華やかで歴史的なパレードは、いつもの札幌の市街地とはガラッと雰囲気を変えてお祭りムード満点です。特に沿道から見る行列は、絶好のフォトチャンス!北海道神宮での奉納行事では日本舞踊・剣道・茶道・雅楽演奏などの伝統芸能が披露されます。静寂な雰囲気の中での奉納行事は、都会の喧騒を忘れさせてくれる厳かな時間です。滅多に見られない奉納行事を札幌で是非お楽しみください!
一方の中島公園では約400軒以上の屋台が並び、たこ焼き・りんご飴・お化け屋敷・射的など、昔ながらの縁日が楽しめます。小さなお子様から大人まで楽しめるアトラクションが多く、毎年大賑わい!期間中の3日間全て10:00~21:00まで開催されているので、パレードや奉納行事を見る日と屋台を楽しむ日に分けても良いですね!中島公園は夜になるとライトアップもされ、幻想的な雰囲気も楽しめます。
札幌まつりの楽しみ方は何と言っても事前のスケジューリングが大事!特に神輿渡御のルートは時間帯によって混雑します。見やすいポイントや時間を事前にチェックしておくのが◎!北海道神宮では朝の神宮参拝と奉納行事鑑賞を!朝は比較的空いており、涼しくて参拝や奉納行事を見るのに最適です。どちらも浴衣で参加してよりお祭り気分を楽しむというのもGOOD!写真映えもバッチリです♪
朝に北海道神宮で奉納行事を楽しみ、昼は神輿渡御(みこしとぎょ)を見に行き、夜は屋台巡り・・・という一日さっぽろ祭りを楽しむプランも良いですね。
神輿渡御と時代絵巻を見に行こう
6月14日(土)と15日(日)には、巫女による「浦安の舞」や神職奉納の「蘭陵王」、三条神楽「悪魔祓」、「古式大的式」や「太鼓奉納」、子どもによる「福井ばやし」が奉納される。「北海道神宮例祭」の見どころでもある渡御では、笛や太鼓の音とともに、神輿と山車が市中を巡幸。
8つの祭典区が異なる拍子を打ち、華やかな山車とともに賑やかに練り歩く美しい装束の人々は、1,200人にも及ぶ。「北海道神宮例祭」は、「宵宮祭」が6月14日(土)18時より、「例祭」が6月15日(日)10時より、「渡御」が6月16日(月)9時から行われる。
北海道神宮へは、地下鉄・東西線円山公園駅下車:徒歩約15分、バスの場合、JRバス神宮前停留所下車:徒歩約1分となっている。「北海道神宮例祭」に関する問い合わせは、北海道神宮社務所(電話:011-611-0261)まで。
奉納行事で楽しむ市民パフォーマンス
奉納行事は北海道神宮で11:00~20:00まで行われます。神宮内に舞台がいくつかにわかれており、札幌市内の色々な団体により、日本の伝統芸能やよさこいソーラン、ジャズや吹奏楽の演奏などのパフォーマンスが行われます。着物姿の舞踊団体による優雅な舞は時にはアイヌの伝統舞踊が披露されることもあります。武道の流派による奉納演武は剣道・居合道・弓道などが神前で静かに厳かに行われます。他にも和太鼓演奏、地元の学校や団体による合唱や器楽演奏、北海道民謡の披露等、数多くの市民パフォーマンスが行われます。
奉納演芸は神宮境内の特設舞台で行われ、基本的に無料・入退場自由です。一日を通して様々なパフォーマンスが行われるので、事前に何がいつ見られるのかをチェックして興味があるものをピックアップして訪れるのが良いでしょう。鑑賞される際はマナーを守り、カメラやスマホでの撮影はOKですが、フラッシュや大声の会話は控えましょう。
400店以上の露店を楽しもう
子供から大人まで「おまつり」と聞いて楽しみにしているのは露店!コロナ前は400~500店もの露店が立ち並んでいたようですが、コロナ後は少し減ってきたかも・・・。(2024年は270店)どんなお店が出ているかも気になりますよね?
メインの中島公園では”定番のおまつりグルメ”の焼き鳥、たこ焼き、フランクフルト、フライドポテト、からあげ、焼きそば、みたらし団子、いもだんご等、”スイーツ系”だとわたあめ、チョコバナナ、クレープ、かき氷、けずりいちご、フルーツあめ等、気になる”北海道・ご当地グルメ”はジンギスカン串、肉巻きおにぎり、沼田黒毛和牛まん、帯広の豚丼、広尾町のフライドホッケスティック、函館のあげいもやかぼちゃ餅等、”話題のB級グルメ”は10円パン(チーズやチョコ入りの10円玉型パン)、台湾炒麺、焼き小籠包等のお店が出るようです。もちろん”ドリンク系”のお店もありますよ!生ビール、キラピカジュース、トロピカルジュース等が揃っています!また、北海道神宮の境内では、六花亭の限定スイーツ「判官さま」が販売され、例祭期間中のみ購入できるそうなので要チェック!!
中島公園では、食べ物の屋台だけでなくアトラクション・遊戯屋台もあるんです!お化け屋敷や見世物小屋、錯覚を利用したマジックハウス、ホラー要素満載の人気スポット・ゾンビ村、金魚すくい、スーパーボールすくい、くじ引き、シャーク釣りなどの昔ながらの縁日系、お面や風船など、子ども向けのアイテムが充実しているキャラクター系のお店などたくさん揃っています。
カップル、友達同士だけでなく、小さなお子様連れの家族旅行でも十分に楽しめますね!
札幌まつりへのアクセス・行き方
「札幌まつり」が行われているのは主に2つの会場。奉納行事が行われている「北海道神宮」、露店が多く立ち並ぶ「中島公園」です。その2箇所への詳しいアクセス方法を交通手段別にご紹介しましょう。おおよその所要時間も記載しておきますので、旅のスケジューリングの参考になさってください。また、北海道神宮と中島公園は距離があるため、地下鉄の利用が便利です。「円山公園駅」から東西線で「大通駅」へ行き、南北線に乗り換えて「中島公園駅」で下車すると、スムーズに移動できます。
北海道神宮へのアクセス方法
■地下鉄利用:札幌市営地下鉄東西線「円山公園駅」下車、徒歩約15分
■バス利用:「円山公園駅」からJR北海道バス(西14・西15系統)に乗車し、「神宮前」バス停で下車、徒歩約1分
■車利用:札樽自動車道「新川IC」から約20分。
※北海道神宮には約230台分の駐車場がありますが、祭り期間中は混雑が予想されます。公共交通機関の利用が推奨されています。
中島公園へのアクセス方法
■地下鉄利用:札幌市営地下鉄南北線「中島公園駅」下車、1・3番出口より徒歩すぐ
■市電利用:札幌市電「中島公園通」または「行啓通」停留所で下車、徒歩約3分
■バス利用:市営バス環状バス「中島公園前」「中島公園入口」「幌平橋駅前」バス停で下車
※中島公園周辺には公共の駐車場が少ないため、公共交通機関の利用が推奨されています。
札幌まつりに行く際の注意点
札幌まつりに行く際はマナーを守って安全・安心なおまつりをお楽しみください。奉納行事が行われている「北海道神宮」ではおまつりとは言え、神社内なので神聖な場所です。奉納演芸中は大声を出したり、周りの人の鑑賞を遮るような行為はおやめください。また、露店が多く出る中島公園でも人気がある屋台では列ができることがあります。順番を守ってきちんと列に並び、順番を待ちましょう。小さなお子様連れの親御様は混雑する場所ではお子様から絶対に目や手を離さないようにご注意ください。万が一迷子になってしまった場合はお近くのスタッフにお声がけください。
おまつりに行く予定にしていたけれど、行く前から体調がすぐれない場合は無理をせずホテルでゆっくりお休みください。無理をしておまつり会場で悪化したら大変です。また来年の楽しみに・・・と翌年の旅行計画を立ててください!万が一、おまつり会場で体調が悪くなった場合は近くの屋台スタッフか警備員・案内係等にお声がけください。中島公園内や北海道神宮の境内には祭り本部や案内所、救護所が設置されてる場合があります。1人で無理せず、一旦体調が落ち着くまで休息をとりましょう。
スケジュールに余裕を持った行動を
北海道神宮と中島公園へのアクセスは前述した通りで、公共交通機関の利用が推奨されています。おまつり期間中は交通規制が行われることもあり、渋滞も予想されますので、バスを利用される際は時間に余裕をもってお越しください。
奉納行事が行われる北海道神宮でのパフォーマンスのタイムスケジュールは事前に公式サイト等で発表されることがあります。インターネット等で事前にチェックして予定を立てるのが良いでしょう。また屋台がメインの中島公園では特に夕方から夜にかけて混雑が予想されます。午前中や平日の昼間は比較的空いているので、ゆっくりと楽しみたい方や小さなお子様連れにはおすすめの時間帯です。
混雑による疲れに注意しよう
北海道の6月の気候は最低気温が13℃、最高気温が21℃と過ごしやすい時期ではありますが、人混みやずっと歩き続けていたり移動していたりして疲れが出ることも。途中で座って休憩をしたり、北海道神宮から中島公園の移動の途中でカフェで休憩をしたり、会場周辺にホテル予約をされてる方は一旦ホテルに戻って休息タイムを取ることも大切です。気温が高くないからと言って脱水症状が起こらないとは限りません。こまめな水分補給も忘れずに!
また、天気が良い日は日焼け対策・紫外線対策・熱中症対策も兼ねて帽子やサングラス、日傘を持参すると良いでしょう。神社の木陰で休息するのも良いですね。楽しみすぎてついつい忘れがちになるので、くれぐれも体調管理にはご注意ください!
よくある質問
Q.北海道神宮祭の日程はいつですか?
A.2025年は6月14日(土)~16日(月)の3日間です。北海道神宮と中島公園がメイン会場です。
Q.北海道神宮のお祭りは何時から何時までですか?
A.北海道神宮では6月14日(土)・15日(日)に奉納行事が行われ、11:00~20:00頃まで奉納演芸が行われます。また、中島公園では屋台が立ち並び期間中10:00~21:00まで出店されます。(最終日は少し早まる可能性あり)
※天候等により、多少前後する可能性があります。事前に公式サイト等でご確認ください。
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北海道旅行・ツアーを探すこの記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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