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見る者の心を魅了する伝統工芸品 北海道にある伝統工芸品は?

【旅で北海道を元気にしよう!】
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  • 魅力的な観光スポットがたくさんある北海道ですが、観光スポットを訪れるほかにも、北海道ならではの伝統工芸に目を向けてみてはいかがでしょうか。

    古き時代から脈々と受け継がれてきた伝統工芸や、近代に生み出された技術が今の時代に受け継がれ、工芸品として息づいているものあります。手作りならではの温かみが感じられる伝統工芸品に親しんでみませんか。

    北海道にある伝統工芸品

    画像引用元:写真AC

    アットゥシ

    「アットゥシ」とは、主に北の地域に分布する「オヒョウ」の木の皮から繊維をつくり出し、その繊維から作られた織物の総称です。アットゥシの種類として、着物やはんてんなどの衣類のほか、小物などがあります。

    アットゥシができるまでの工程は、オヒョウの木の内皮をはぎとり、水、または温泉につけてやわらかくした上で、繊維をとりだし、糸にします。まとまった量の糸を使用し、機織り機で織ることによって作られます。

    手作業によって作られるアットゥシは、伝統的な価値が見いだされ、経済産業省の「伝統工芸品」に指定されています。

    なお、アットゥシは、平取町立二風谷アイヌ文化博物館に展示されています。

    平取町立二風谷アイヌ文化博物館

    住所:北海道沙流郡平取町二風谷55

    アクセス:札幌市より車で約1時間50分、JR日高本線 富川駅より道南バスで約30分 資料館前下車

    二風谷イタ

    二風谷イタは、平らな形のお盆ですが、お盆の内側には、北海道日高地方を流れる沙流川流域に古くから伝わる「アイヌ文様」が描かれています。

    お盆に使用される原木は3~4年にわたって自然乾燥された後に使用されます。お盆の形を作ったら、文様、うろこ模様の順に彫ります。

    文様は、渦巻きのような形をしており、これを「モレウノカ」と呼んでいます。文様ができあがったら、文様のまわりにうろこを彫ります。うろこの模様は「ラムラムノカ」と呼ばれます。

    文様とうろこ模様が彫られたお盆を見ていると、伝統的でありながら、神秘的なイメージを感じとることができます。

    二風谷イタも、アットゥシ同様、経済産業省の伝統工芸品に指定されているほか、平取町立二風谷アイヌ文化博物館に展示されています。

    木彫りの熊

    そのほか、北海道の伝統工芸として「木彫りの熊」があります。

    木彫りの熊は、大正時代に八雲町で作られるようになりました。昭和の初期を中心に数多く生産され、全国的に知られるようになり、お土産として人気だった時代もありました。

    戦争を機に、木彫り熊の制作は大きく減少しましたが、八雲町では、郷土資料館の隣に木彫り熊資料館を開設しており、木彫り熊の作品を展示しています。

    八雲町木彫り熊資料館

    住所:北海道二海郡八雲町末広町154

    アクセス:JR函館本線 八雲駅より徒歩約10分

    小樽のガラス工芸

    小樽市には、ガラス工芸品を製造・販売する「北一硝子」があります。

    明治時代に創業した北一硝子は、かつては石油ランプの製造や、ガラスでできた漁業用の浮き玉(ブイ)の製造がメインでしたが、時代の流れにより、これらの製品はガラス以外の原材料で作られるようになりました。

    北一硝子は、ガラス製造のノウハウを活かし、グラスや花びんなど、ガラス器の製造に特化します。北一硝子が製造するガラス製品は、その独特な色合いや形から、見る者の心を魅了します。明治時代に育まれたガラスの製造技術が、現代において工芸品を生み出しているのです。

    北一硝子

    住所:北海道小樽市堺町7-26

    アクセス:JR函館本線 南小樽駅より徒歩約10分

    伝統工芸品を眺めていると、思わず惹きつけられます。それはきっと、一つ一つの工芸品が、丹精込めて作られているからではないでしょうか。北海道を訪ねたら、作り手の思いが込められた伝統工芸品を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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