【2025年度版】台湾・台北の見どころ10選!

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台湾・台北旅行・ツアーを探す1.台北101

かつて世界一高いビルだと称されていた「台北101」は今では世界で11番目に高いビルとなっています(2025年5月現在)。台湾の首都・台北を象徴する超高層ビルであり、その展望台は訪れる観光客にとって外せないスポットの一つです。
台北101の展望台は屋内・屋外の2つあり、室内展望台は89階にあります。高さ382メートルに位置し、360度のパノラマビューを楽しむことができます。特に、昼間は美しい台北の街並みを、夜には幻想的な夜景を堪能することができます。一方の屋外展望台は91階にあり、天気が良ければ、松山空港まで見渡せることもあり、離発着する飛行機がはっきりと見える様子は、他ではなかなか見られない光景です。101階にある「Skyline 460」は海抜460メートルの高さで、360度の環境で綺麗な台北シティーを眺めることができ、雲の上から景色を楽しめます。
台北101
アクセス:MRT「台北101/世貿」駅からすぐ
展望台営業時間:10:00~21:00(最終入場は20:15)
入場料:89階のみ:NT$600
89階+101階(Skyline 460):NT$980
2.士林夜市

台北の中でも有名な夜市「士林夜市」は台北市最大級の夜市で、台湾グルメやローカル文化を存分に楽しめる人気スポットです。観光客にも地元の人々にも愛されており、食べ歩きやショッピング、ゲームなど色々な楽しみ方ができます。お店によって多少営業時間は異なりますが、午後6時ごろからが最も活気があり、屋台グルメや雰囲気を存分に楽しめます。訪れる際は、空腹で行くことをおすすめします!
士林夜市では顔よりも大きいといわれる士林名物のサクサク巨大フライドチキン「豪大大雞排(ハオダーダージーパイ)」、胡椒の効いた肉餡を包んだ焼き饅頭「胡椒餅(フージャオビン)」、かつおだしが効いたとろみのあるスープに柔らかい麺が入った「阿宗麺線(アゾンメェンシェン)」は日本人好みの味付けで、人気です。他にも「マンゴーかき氷」や「豆花(トウファ)」のデザートも人気です。
士林夜市
アクセス:MRT「劍潭駅」から徒歩約5分、又は台北駅から車で約6分
営業時間:16:00~24:00
入場料:無料
3.龍山寺

龍山寺の正式名称は「艋舺龍山寺(ばんか りゅうざんじ)」。台北市に1738年に建立された歴史ある仏教寺院です。主に仏教ですが、道教や民間信仰も融合された台湾特有の宗教スタイルです。屋根の龍の装飾、極彩色の彫刻や木彫が非常に精巧で芸術的で、観音菩薩が祀られており、多くの参拝者が祈願に訪れます。
昼も夜も参拝客が多く、地元の方のみならず観光客も各国から多く参拝に訪れます。旧市街に位置しており、周囲には夜市や歴史的な町並みもあります。龍山寺では台湾伝統の占い方法を体験できます。赤い半月型の木片を2つ地面に投げて、神様の意志を伺うというものです。願いごとや質問を心の中で唱えて、木片2つを同時に地面に投げます。
片方が平ら、片方が丸 → 神様が「YES」
両方丸い面 → 神様が「笑っている・まだ早い」
両方平らな面 → 神様が「NO」
この占いを目的に訪れる観光客が多く、地元民も参拝ついでに占っている人が多くいました。パワースポット巡りにもオススメの場所です。
龍山寺
アクセス:MRT龍山寺駅からすぐ
営業時間:06:00~22:00
入場料:無料(寄付箱があり、任意でお賽銭を入れることができます)
4.中正紀念堂

中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)は、台北市中正区に位置する台湾を代表する歴史的建築物であり、観光名所です。1980年に建設されました。
紀念堂の入口には「自由廣場」の文字が掲げられた大きな門があり、訪問者を迎えます 。高さ70メートルの白亜の建物が特徴的で、八角形は孫文が唱えた八徳「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」を象徴しています 。広大な敷地が広がっており、紀念堂の周囲には広場や庭園が広がっています 。
かつては毎正時に行われる衛兵交代式が人気でしたが、2024年7月15日以降、屋外の民主大道での行進形式に変更されました 。その行進も見ごたえがあるので、時間が合えば是非一度ご覧ください。また、中正紀念堂への入場は無料です。展示室や敷地内の施設も自由に見学できます。中正紀念堂は台湾の歴史と文化を深く知ることができる場所です。広大な敷地と壮大な建築、美しい庭園など、見どころが満載です。是非訪れてみてください。
中正紀念堂
アクセス:MRT「中正紀念堂駅からすぐ
営業時間:09:00~18:00(旧暦の大晦日、春節、二二八平和記念日などは休館)
入場料:無料
5.陽明山国家公園

陽明山国家公園(ようめいさんこっかこうえん)は、台北市北部に位置する台湾初の国家公園で、豊かな自然と火山地形、温泉、四季折々の花々が楽しめる人気の観光地です。園内には火山活動の名残が色濃く残っています。特に「小油坑」では、硫黄の噴気孔や崩れた岩壁を間近で見ることができ、火山の息吹を感じられます。ただし、硫黄の濃度が高いため、銀製のアクセサリーは変色する可能性がありますので注意が必要です。
竹子湖(ちくしこ)では四季折々の花々を楽しむこともできます。春には桜やツツジ、夏にはカラーや紫陽花、秋にはススキなど、季節ごとに異なる花々が咲き誇り、日本でもおなじみの花々が訪れる人々を楽しませます。また、七星山(しちせいざん)は標高1,120mの陽明山エリアで最高峰の山で、登山やハイキングに人気です。山頂からは台北市内を一望でき、晴れた日には絶景が広がります。冷水坑エリアには、乳白色の池「牛乳湖」があり、周囲には足湯施設も整備されています。ハイキングの後に足を浸してリラックスするのに最適です。
陽明山国家公園は標高が高いため、台北市内よりも気温が3~4度低く、夏は涼しく、冬は寒さが厳しいです。また、天候が変わりやすく、突然の霧や雨に見舞われることもありますので、服装や装備に注意が必要です。寒くなった時に羽織れるものや、急な雨に備えてレインコートや折り畳み傘があると良いでしょう。
陽明山国家公園
アクセス:台北市内からバスで約1時間。MRT「劍潭駅」や「士林駅」からバスが運行されています
営業時間:24時間
入場料:無料(ただし、特定の施設や展示スペースで入場料が必要な場所もあります)
6.象山(シャンシャン)

象山(シャンシャン)は台北市の信義区にある標高約183メートルの小さな山で、台北101を正面から見下ろせる絶景スポットとして非常に有名です。最寄り駅から約10分で登山口まで行くことができ、片道約20〜30分の石段を登れば頂上に到達できます。特別な登山装備は不要ですが、ヒールやサンダルは登山に適さないのでスニーカーが良いでしょう。頂上近くにある大きな岩「六巨石」に登ると、台北101を真正面に見渡せる人気の撮影ポイントがあります。特に夕暮れ時や夜景が最高です! (夜景を見る場合は懐中電灯またはスマホのライトがあると安心です。)
朝の散歩やデート、インスタ映え写真の撮影スポットとして地元民にも観光客にも人気の場所です。
象山(シャンシャン)
アクセス:MRT象山駅から登山口まで徒歩約10分
営業時間:24時間
入場料:無料
7.貓空ロープウェイ

猫空ロープウェイ(Maokong Gondola)は、台北市文山区にある人気の観光スポットで、自然豊かな山間部をゴンドラでゆったりと巡ることができます。片道約20〜30分のゆったりとした空中散歩を楽しめます。
ゴンドラの種類も2種類あり、定員8名の一般ゴンドラと、定員5名の床がガラス張りのクリスタルキャビン。高所恐怖症の方は絶対に乗れないゴンドラですね・・・(私は無理です!)。でも、高い所が平気な方は山間部の景色を真上から見ることができるので、楽しめるでしょう。
ゴンドラからは台北市内や山間の景色を一望できます。特に、指南宮駅を過ぎた後のV字型の大きな坂では、印象的な景色が広がります。また、猫空エリアは台湾茶の名産地で、多くの茶屋があります。ゴンドラ以外にも茶葉を使った料理や、茶畑に囲まれたテラス席でのんびりとお茶を楽しむことができます。お茶が好きな方は茶研究開発普及推進センター(お茶に関する展示)に立ち寄ってみるのも良いですね。
貓空ロープウェイ
アクセス:MRT動物園駅から徒歩約5分で動物園前駅へ
運行時間:火曜〜木曜:9:00〜21:00 金曜・祝前日:9:00〜22:00 土曜・祝日:8:30〜22:00 日曜・連休最終日:8:30〜21:00
※月曜は休業(祝日の場合は翌日)
料金:1回180元 1日券300元
8.国立故宮博物院

国立故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん)は、台北市士林区に位置する世界有数の博物館で、中国数千年の歴史と文化を体感できる貴重な場所です。北京から移された皇室コレクションを中心に、約70万点の文物を所蔵しています。そのうち常時約4,000〜5,000点が展示されており、定期的に展示替えが行われるため、何度訪れても新しい発見があります。
国立故宮博物院の見どころは、何といっても「三大至宝」と称される作品です。最も有名なのが「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」で翡翠を用いて白菜の葉脈や虫まで精巧に彫刻された作品です。他には「肉形石(にくがたいし)」という天然石を使って豚の角煮のように見せたユニークな作品は、リアルな質感が話題を呼んでいます。また、「毛公鼎(もうこうてい)」は西周時代の青銅器で、内部に長文の銘文が刻まれており、歴史的価値が非常に高いとされています。しかしながら、これらの作品は常設展示されているわけではないため、訪問前に展示スケジュールを確認することをおすすめします。
館内にはレストランやカフェ、お土産が購入できるミュージアムショップも併設されています。
国立故宮博物院
アクセス:MRT士林駅または剣南路駅からバスに乗り換え、「故宮博物院」停留所で下車
車なら台北市内中心部から約30分
開館時間:09:00~17:00(最終入館は16:30)
休館日:年中無休(旧正月を除く)
入館料:一般チケットNT$350(18歳未満は無料) ※台湾の祝日等は国籍を問わず入館無料になる日があります
9.迪化街

迪化街(ディーホアジエ)は、台北市大同区に位置する台湾最古の問屋街で、歴史的な街並みと多彩な店舗が魅力の観光スポットです。台湾の伝統と現代の魅力が融合したエリアで、歴史的な街並みを楽しみながら、ショッピングやグルメを満喫できます。日本統治時代には台湾全土から乾物、漢方薬、茶葉、布などを扱う商店が集結し、台湾の主要な商業エリアとなりました 。通りには、美しいバロック建築の建物が並び、裕福な商人たちがこの街に集結しました。これらの歴史的建造物は、現在も保存されており、レトロな雰囲気を楽しむことができます 。
エリア内には色々な見どころがあり、台湾最大規模の布市場で、布地や手芸用品を扱う店舗が多数ある「永楽市場」、縁結びの神様が祀られており、地元の人々や観光客に人気のスポットともなっている「台北霞海城隍廟(タイペイシアハイチェンホアンミャオ)」、若者や観光客に人気のカフェや雑貨店、旧正月前には、迪化街全体が賑わい、正月用品や食材を求める人々で溢れる「年貨大街」などがあります。
迪化街
アクセス:MRT北門駅または大橋頭駅から徒歩約10分
営業時間:店舗により異なる
10.永康街

永康街(ヨンカンジエ)は、台北市大安区に位置する人気の観光エリアで、台湾グルメやおしゃれな雑貨店が集まるスポットです。MRT東門駅から徒歩圏内にあり、地元の人々や観光客で賑わっています。
グルメの有名どころで言うと「鼎泰豊(ディンタイフォン)」!世界的に有名な小籠包の名店で、永康街の本店は連日行列ができるほどの人気です。またマンゴーかき氷で有名なスイーツ店「思慕昔(スムージー)本館」もあります。ピリ辛の牛肉麺が人気な「永康牛肉麺」もあります。
台湾らしい雑貨やお土産を扱うお店も多数あります!レトロな台湾雑貨が揃う人気店で、観光客に人気がある「来好(ライハオ)」、台湾のセレクトショップで、センスの良いアイテムが揃う「LiMA」、しょうがを使った台湾コスメを取り扱うお店で、女性に人気が高い「姜心比心」など。台湾茶を楽しみたい方は「遊山茶訪 台北永康店」がオススメ!凍頂烏龍茶などの高品質な台湾茶が揃い、試飲や茶葉の焙煎体験もできます。
駅からも近く、アクセス便利でグルメやショッピングを楽しむのにオススメのエリアです。
永康街
アクセス:MRT東門駅からすぐ
営業時間:店舗により異なる
11.まとめ
いかがでしたか?台湾の中心地・台北のおすすめ観光スポット・見どころをお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか?新しいスイーツショップや雑貨店が年々増えているので、インスタ映えを狙ってお店を探すもよし、美味しいものを食べ歩くのも良し、歴史が好きな方は博物館や寺院を巡るもよし。
日本からも近くて日本語が通じるところも多いのと、何と言っても食事が日本人の口に合うものが多いのが魅力の安・近・短な台北へ、是非遊びに行ってください!
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