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九分ひとりで行けるってよ??! 台湾・九分のオススメ体験記!!

九分の建物

九分に行きたいけど、一人でいくのは遠そうで大変そうだし...。
ツアーで行くとなると、人が多そうで自分の行きたいところも・見たいところも落ち着いて見れなさそうだし...。
そんなあなたに、筆者の体験を元に自分たちで行く九分オススメガイドを徹底案内しましょう。
九分にはどんな建物があるのか?どんな場所なのか?どんな食べ物があるのか?オススメの観光スポットをご紹介◆

もちろん、1番のメインとなる「千と千尋の神隠し」の【湯婆婆の屋敷】のモデル・阿妹茶酒館(アーメイチャージウグァン)に、いつごろ行くのがベストかもご紹介します★
あなたの知らない九分を少しでも知れるキッカケに!!
九分を訪れた私の体験記★九分のおいしさギュゥッと凝縮★

何度行っても美しい九分を体験してきましたので、ぜひご覧下さいませ★

1.九分への行き方・時間

台北市内から九分までの行き方は、3つあります。
①バス :所要時間1時間~1時間半:約102元(約500円)
②タクシー :所要時間45分から1時間  :約800元(約4,000円)4名乗りの場合は、一人200元
③電車 バスorタクシー :台北駅→瑞芳駅(ルイファン):所要時間約1時間半:電車賃約49元 バス(24元)orタクシー(1台205元):(約262円~1,000円)
※瑞芳駅に付くと、バス乗り場まですぐ近くです。台北市内行きのバスに乗らないように注意です!!
①と同じ1062番のバスがやってきますのでそちらへお乗りください。

オススメの行き方としては、バスです!!私は今回、①のバスを使って行ってきました。
まず、バス乗り場はMRT忠孝復興駅まで行き、台北駅から板南線(青色の路線)で3駅のところにあります。
SOGOの建物そばのバス乗り場まで行くと、九分行きのバス乗り場があります。日によっては人がたくさん並んでいるの初めての方も分かりやすいかもしれません。
さらに、バス乗り場のすぐ手前でタクシーの運転手さんが大きな声で客引きをしています!!
「4人そろえば一人200元で、バスより早く九分にいけます!バスは2時間かかるけどタクシーは1時間もかからないよ!」というような、言葉を永遠に叫んだりしています。
お金に余裕があったり、時間が無い時・バスに乗る人が多くて時間がかかりそうなときはオススメしますが、基本的にはバスでも1時間10分、多くて1時間30分ほどで付くのでそこまで時間はかかりません。

道路状況

バスに乗るときは、先にお金を払います!!また、日本のように両替機がバスの中には無いので事前に小銭で払えるように両替しておくのをオススメします!!
九分行きのバスは、「金爪石」行きの1062番のバスに乗ります。
バスは約30分間隔できますが、私が乗ったときは10分後くらいに来たりしました。
道路が混んでいて前のバスがつっかえていたのかな??ほとんど前のバスの後ろに自分たちのバスが走っていました。
「金爪石」は終点のバス停で、「九分」の最寄のバス停は「金爪石」の1つ手前のバス停になります。
バスからの車窓は台北市内は町並みを見ることが出来、進んでいくと自然にあふれた田舎のような風景が見えてきます。私は車窓が好きなのでずっと眺めていることが出来ました。
いろんな町や台湾の人がいて、九分までの行き道で体験することができます★

バス停からの景色

九分は山の上にあるので、途中からひたすら山道です。
かなりクネクネ道を上ったあと、バス停からの景色をぜひご覧ください。
街並みの向こうに海も見えて、とっても気持ちがいいです。

2.九分ってどんなところ?

おいしいグルメや、千と千尋の神隠しの舞台、オススメスポット九分のオススメを私が体験してきました。

2−1:おすすめのグルメはある?

九分では台北市内の夜市のように、九分入り口の通り道から出店が両サイドにたくさん並んでいます。
小籠包、ラーメン、また食べ歩きできるものがあり、からあげやデザート(シュークリームの進化形)のような最近の食べ物のようなものもありました。

台湾の人々

今回、私は以前訪れたときにはなかったシュークリーム?を食べてみました!
シュークリームはサクサク生地に中はアイスが入っていて、数種類のアイスを選べました!!これはおススメです!
他にも、から揚げ屋さんもありましたが、日本とは違い骨が少し入っています。おいしいけど少しチャレンジですね!
屋台以外にも、有名なお茶屋さんなどいくつかありました。のんびり落ち着きたい人はぜひいってみてくださいね。

シュークリーム

2-2:「千と千尋の神隠し」の舞台になったところって?

九分の商店街入り口に入ると、映画の中とそっくりな光景が、私たちを出迎えてくれます。
暗くなってからは、赤い提灯に灯がともって、まさに映画の世界!
とってもロマンティックになります。

まるで映画の主人公のように、歩けば歩くほど魅力的な空間へ入り込んでいきそうです。

「千と千尋の神隠し」の舞台

雰囲気のある商店街を進んでいくと、上に行く階段と下に行く階段が左右に出てきます。階段を降りていくと、「阿妹茶酒館」の看板が見えてきます。

「阿妹茶酒館」1

※台湾観光局より引用

ここが、あの有名な「湯婆婆の屋敷」のモデルになったお茶屋さんなのですね!
周りの建物より、一回り大きく「お屋敷」のような貫禄がただよっております。夕方になるとだんだん日も落ちてきて、提灯に明かりがついたらもう絶景です

「阿妹茶酒館」2

※台湾観光局より引用

ずっと眺めていられる、日常では味わえない記憶に残るそんな場所でした。

2-3:他におススメの観光スポットは?

「湯婆婆のお屋敷(阿妹茶酒館)」以外にも私がおススメするスポットが2カ所あります。
1つ目は、お屋敷につながる下りの階段ではなく、上りの階段を上っていきます。
少し山登りのようになりますが、階段を上っていくと「聖明宮」という大きなお寺がでてきます!!
お寺の途中で「九分秘密基地」と書かれた小さい建物がでてきますが、見てすぐにスルーしていきましょう。少しそそられますが、特に何もなさそうです。
このお寺は、日本のお寺のとはまた違い台湾特有のカラフルな外装になっていて龍が至る所に施されています。同じお寺でも国によってここまで造り方が違うんですね!
また、少し高い場所にあるのでここから見える景色も、山や民家を見渡すことができます。自然に囲まれた、一つ違った九分の景色ですね。

  • 聖明宮
  • 龍

2つ目は、ここでしか見れない景色を紹介しちゃいます。

「聖明宮」より10分ほどさらに民家に囲まれた細い道を上っていくと頂上へとつながるのでしょうか。1本の道路がでてきます。
九分の頂上からも、来た時に通って来た道や遠い山の景色が見えてきます。それじゃ、その反対側の景色はというと・・・
山の間から大きな海が見えます。海と民家に囲まれた九分の裏側の景色も心が落ち着くスポットですね。日本に繋がっているのかな??★
ちなみに、民家のほかにも台湾式の小さなお墓もちらちら見えたりします。怖いというよりカラフルな造りで何か歴史が感じられる、そんな雰囲気のある場所だと思います。

九分の裏側の景色

時間に余裕のある人は、先にお寺や九分の裏側を散策してみて、夕方ごろに「湯婆婆のお屋敷」を見に行くのが九分の全体を知れるおススメの散策方法ですね!!

3.九分いつ帰るのがベスト?

3-1:いつ帰るのがベスト?

九分は、単なる観光地ではなく、そこで住んで生活をしている人がいます。そのため、夜7時頃になると、提灯が消え、お店が閉まりだします。
暗くなってから帰りだす人が多いので、時間帯が重なってしまい、帰りのバスはとても混雑する傾向にあります。
バス乗り場にたくさんの待ち人がいてバスを1,2回見過ごしても乗れないこともあります。
帰る時間帯は、個人的にですが周りの帰るタイミングより早めに出ることをお勧めしましす!名残惜しいかもしれませんが、もう少し見たいくらいが心にも残りますよ!!

3-2:九分からの帰り方

おススメの帰り方としては、九分のバス停の次の駅が「金爪石」という最終のバス乗り場となっております。
帰るバス乗り場ではなく、一度九分に来た時のバス乗り場からバスに乗り、最終のバス乗り場・終点まで行ってみましょう!!
終点までの道のりは山道をどんどん上っていきます。道が進むに連れ不安になるかもしれませんが、ご安心ください!!ちゃんと終点「金爪石」につきます!!
そこで一度降ろされますが、そこでバスを待っていると台北市内行きのバスがやってきます。
バスに乗ると誰も人が乗っていないので必ず座ることができます!!これは楽ちんですね!!ちなみにこのバスが一つ先のバス停で待っている他の観光客のもとへ行きます。
ちなみに、私が「金爪石」にて帰りのバスを待っていると地元の中学生の子たちもバスを待っていました!!少し安心します!
ただ、帰り方は自己責任ですので自分に合った帰り方で帰りましょう!!
子ども連れの方や女性グループで暗いのが心配な方は、正規ルートでバスを待ったり、タクシーで帰ったりしましょう!
余裕のある方は、私の体験した帰り方もしてみてはいかがでしょうか。
ただバスにも運行時間に限りがあるのでしっかり調べてから行きましょうね!!夜九時以降のバスはほとんどなかったのでお気をつけて!!

お茶席

※台湾観光局より引用

私の九分体験記いかがでしたでしょうか?
私は今までに3回九分に行ったことがありますが、毎回感動させられてしまいます!
キレイな提灯と建物、そこから見える景色が最高です!
人生で一度は、訪れてみては?

九分は、台北から少し離れているので、移動が決して楽ではありません。
オプショナルツアーに参加して、ガイドや送迎車に任せてしまうのも一つですが、
やっぱりせっかくの旅行なので、バスや電車の公共交通機関を利用してみるのも、思い出に残ると思います!

後から振り返ったときに、移動時間も楽しかった! となるように、参考にしていただければ幸いです。

九分のツアーはこちらから♪♪