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知られざる沖縄の秘祭・奇祭3選

古くから伝わる秘祭・奇祭

どこの地域にも、遥か昔から伝わる祭りや神事は存在する。もちろん沖縄も例外ではない。しかも、沖縄は島国であるという地理的な特徴もあり、他の地域よりも閉じられた世界でそれらの伝統行事が風化する事なく守られてきた。

そして、今もなお知られざる祭りがひっそりと行われている。いわゆる、奇祭や秘祭と呼ばれるものだ。今回は、まだあまり知られていない沖縄独特の奇祭や秘祭をご紹介しようと思う。

「神の島」久高島

「神の島」と呼ばれる神聖な島である久高島(くだかじま)は、海の彼方に存在すると言われるあの世である「ニライカナイ」に1番近い島と言われている。

久高島へのアクセスは、那覇空港から車でおよそ40分の場所にある南城市の安座間港から高速船に乗りかえて約15分である。沖縄本島からは十分に日帰りが可能な島だ。島自体は小さく、平坦な場所が多いため、レンタサイクルで十分に回る事ができる。

立ち入り禁止区域に注意!

しかし注意しなくてはいけないのは、久高島は神聖な島であるため、立ち入り禁止区域が多くあるという事である。1年のうちに30もの神事が行われるという久高島だが、観光客が参加・観覧できるのはそのうちわずか2つのみ。その事からもこの島で行われている神事がどれほど大切に守られてきたかが分かる。

沖縄の秘祭・奇祭3選

久高島の秘祭「イザイホー」

久高島には12年に1度、「イザイホー」と呼ばれる儀礼が行われていた。

イザイホーとは、30歳以上の既婚女性が神女(聖職者)となる就任儀礼の事で、長年の間、秘祭である事を理由に一般には公開される事はなかったが、1978年のイザイホーではカメラも入り、民俗学者などにも公開された。

しかし、その年のイザイホー以降は少子化や過疎化などの影響で該当する女性がいなかったという事もあり、1度もこの儀礼が行われておらず存続が危ぶまれている。

謎に包まれた秘祭「アカマタ・クロマタ」

八重山諸島に属する新城島(あらぐすくじま)にも、古くから伝わる秘祭がある。「アカマタ・クロマタ」と呼ばれる豊年祭は、一般公開はおろか島民が祭りの様子を口外する事すら許されないという、秘祭中の秘祭だ。

島に住んでいる島民はわずか数名で、離島である新城島には定期便もなく、一般観光客は島に行く事すら困難である。そんな島で行われる「アカマタ・クロマタ」は開催日すら公にされないほどに、その祭りの内容はベールに包まれている。

宮古島の奇祭「パーントゥ・プナカ」

宮古島の平良島尻地区には、国の重要無形民俗文化財に登録された奇祭がある。「パーントゥ・プナカ」と呼ばれる悪霊払いの伝統行事だ。

全身を真っ黒な泥で覆いつくし、同じく泥で黒くなった仮面を被った来訪神「パーントゥ」が、1年間の無病息災と厄除けを祈願し、周りにいる人々にだれかれ構わず泥を塗りつけるという奇祭である。警察官だろうが観光客だろうがお構いなしに泥を塗るその姿には鬼気迫るものを感じずにはいられない。

この祭りは毎年10月に2日間の日程で行われる。観光客も参加できる数少ない奇祭の1つだ。興味のある方は是非、宮古島まで足を運んでみて欲しい。ただ、その際には服や体が汚れる事を覚悟の上での参加をお願いする。

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