トラブルは事前に防ごう!社員旅行で起こり得る問題とは?
社員旅行での思わぬトラブルは避けたいもの
会社の福利厚生として、そして、社員同士のコミュニケーションを密にすることを目的として実施される社員旅行は、実際に参加してみると新たな出会いや発見などがあり、意外と楽しめるものです。
しかし、社員旅行の最中には、思わぬトラブルが発生してしまう場合があります。社員旅行においては、どのようなトラブルが起こり得るのでしょうか。
社員旅行に参加したくない人が意外と多い
社員旅行の幹事が特に困りがちなことは、社員旅行に参加したくないと考えている人が意外と多い点です。
ビジネスやキャリアの「今」を伝えるキャリコネニュースは、社員旅行に関するアンケートを実施しましたが、社員旅行に絶対に参加したくないと回答した人は半数を超え、65%に達しました。
参考:キャリコネニュースhttps://news.careerconnection.jp/?p=44582
社員旅行は、普段一緒に仕事をするメンバーと行動を共にすることから、旅行でありながら心から楽しみにくい、と考えている人が多く見られるようです。
そのため、幹事としては、行きたくないと考えている人にいかに参加してもらうか、ということが悩みの種になりがちです。社員旅行の参加者が少なくなってしまうと、幹事としては物足りなさを感じてしまうかもしれません。
しかし、社員旅行では、他の部署の人と一緒に行動するため、同じ社内でありながら新たな出会いがあること、そして、同じ部署で働いている同僚や上司に対して、意外な側面を垣間見るなど、新しい発見をする場合もあります。
幹事としては、参加したくないと考えている人に対し、上記のようなメリットがあることを伝えて、社員旅行への参加を促してみると良いでしょう。
社員旅行がスケジュール通りに進まない
社員旅行中に起こり得るトラブルとして、スケジュール通りに進まないということがあります。
スケジュールが遅れてしまう理由としては、朝の集合時間に遅刻する人がいて、出発が遅れてしまうこと、途中の道路で渋滞がひどく、目的地に到着してしまう時刻が遅くなってしまうこともあり得ます。
スケジュールは、どこかのタイミングで遅れてしまうと、連鎖的に遅れてしまうことがあり、ちょっとした遅れが結果的に大幅な遅れにつながってしまうことも考えられます。
集合時間の遅れを防ぐためには、集合しやすい時間帯にすること、また、わかりやすい集合場所にすることです。
集合時間を、朝のかなり早い時間帯に設定すると、遅刻する人が増えてしまいがちです。また、わかりやすい場所に集合すれば、迷うこともないので、遅刻しにくくなることでしょう。
スケジュールの遅れを防ぐためには、集合時間を守ることがあげられます。参加者が集合時間に遅れないよう、あらかじめ周知しておくことが大切です。
お酒が入ると、さまざまなトラブルが起きることも
また、社員旅行では、メンバー同士でのコミュニケーションを図るために、そして、一日の疲れを癒やすために夜に宴会が行われますが、お酒が入ることでさまざまなトラブルが考えられます。
例えば、お酒を強要する人がいたり、お酒の勢いで口論が始まったりすることも考えられます。また、ついついお酒を飲み過ぎて騒ぎすぎてしまったり、さらには飲み過ぎで吐いたりしてしまう人がいるかもしれません。
お酒が入ると、感情が高ぶりやすくなるため、いつもとは異なる行動を取ってしまうことがありますが、あくまでも、会社の社員として参加する「社員旅行」であることを踏まえ、節度をわきまえた飲み方を心がけたいところです。
また、幹事は不必要に飲み過ぎず、宴会の場では全体を見ることも必要でしょう。
部屋割りも、しっかりと気を配りたい
そのほか、幹事として気をつけたいことは、社員旅行での部屋割りにも気を配ることです。
部屋割りは、男性と女性で別の部屋にしましょう。まれに、男女が一緒の部屋となってしまうケースも見られますが、男女が一緒の部屋としてしまうと、落ち着いて休むことができず、社員旅行の雰囲気が台無しになりかねません。
また、部屋割りは、できるだけ年齢層の近い人でまとめると、お互いに気を遣わずに済みます。年齢が離れていると、部屋の中でも上司や部下の関係が続いているような状態となるため、年下の社員が気を遣ってしまいがちです。
社員旅行でのトラブルを防ぐためには、幹事としては、参加者の立場で計画を立てる必要があると言えるでしょう。また、参加者全員がルールやマナーをも守ることも、社員旅行中のトラブル防止につながると言えるのではないでしょうか。
(画像はぱくたそより)