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【総集編】幸福度No.1を誇る国『ブータン』ってどんなところ?これを見ればすべてが分かる!!

【総集編】幸福度数No.1を誇る国『ブータン』はこんなトコロ

はじめに

雷龍の国、ブータン。2011年に国王夫妻が日本に国賓として来日され、日本でも一躍有名になりました。ブータンというと、『世界一幸福度が高い国』のイメージが大きく、メディアや雑誌でも『幸せの国』と表現されているのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、ブータンの魅力はそれだけではありません。

国土の70%が自然に覆われており、手つかずの自然と人々が共生し続けている景色、仏教への信仰心が厚く、人々の生活に仏教が根付いている様子は私たち日本人に『気づき』を与えてくれます。ブータンに流れる穏やかでスピリチュアルな空気が忘れられず、いつの間にかリピーターになっていた...なんて方も少なくありません。

今回は、基本情報から観光情報、事前に知っておきたいブータンでのマナーなどを全て集めた総集編。ブータンの名前は知っているけどどんな国なのか分からない、というブータン初心者の方や、ブータン旅行前にサクッと読み直して、旅の予習にお役立てたい方にもお楽しみいただける内容となっています!

ブータンって一体どんなところ?

正式名称はブータン王国。東日本大震災の直後に来日した、第5代国王が治めるヒマラヤのふもとに位置する小国です。小国でありながらも自然は雄大で、文化にも富んでいます。ここでは、そんなブータンの基本情報について解説していきます。

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1.ブータン王国基本情報

●人口・面積

ブータンの人口は76.5万人とされ、高知県とほぼ同じです。また面積は38,394km2で、こちらは九州とほぼ同じです。人口密度は18.2(人/km2)、日本の約20分の1程度となり、この過密でない密度がブータンの幸福度の高さに貢献していることが想像できますね。

●首都

ブータン王国の首都にして、最大の都市がティンプーです。標高は2,320mで、人口はおよそ10万人なので、国の大部分がティンプーで生活していることになります。そのおかげもあってか、ティンプーでは中央ブータンや東ブータン独自の文化も垣間見ることが出来ます。

●国旗

ブータン国旗

ブータンの国旗は黄色とオレンジの二色が使われ、それぞれ 国王の世俗的な権威(黄色)と宗教的な精神(オレンジ)をあらわしています。中心には国の象徴でもある龍が描かれています。体が白いのはブータンの多民族性を表現しているとも言われます。

●地理

ブータンは海に接しない'内陸国'で、インドと中国という2大国に囲まれた南アジアの国であり、ヒマラヤ山系に属し7,000m級の山も4座有する自然豊かな国です。一方、標高200mの地帯も保有しており、標高差が大きいため、気候をひとくくりにするのは難しいですが、日本と同様、明確な四季を持つ国でもあります。

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●宗教

ブータンは仏教国です。7~8世紀にチベットより伝来したとされています。今でも、人々は自然界の全ての形あるものを崇拝しており、仏教の不殺生の教えに従っています。小さな虫が近くにいると、思わず殺生してしまいそうになりますが、ブータンでは禁忌です。訪れた際には気をつけましょう。
★ブータンを訪れた際は、是非人々の行動に注目してみてください。いろいろな場所でチベット仏教の文化を感じることが出来ます★

●人

ブータンといえば幸せの国。ではなぜブータンの人々はそこまで幸せに暮らせるのでしょうか。そこには明確な答えはありませんが、一つには足ることを知っているからでしょう。物をたくさん持つことが即ち幸せではない。我々先進国で暮らす人間が忘れてしまった素朴な幸福感のようなものをブータンの人々は大事に持ち続けているのでしょう。

ブータン人

●言語

ブータンでは英語教育にとても力を入れており、ブータンの若者はとても流暢な英語を話しますが、母語は'ゾンカ語'という、一見暗号のようにも見える言語です。最後に'ラ'をつけると丁寧表現になります。覚えておくと便利ですよ。

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●政治

ブータンでは1971年に国連に加盟して依頼、閉鎖的な外交政策を改め、一定の規律の下、外国人の訪れを受け入れるようになってきました。また、前第4代ジグメ・シンゲ・ワンチュク国王の時代には一気に近代化し、国王の権限を徐々に縮小させるのと同時に、立憲君主制を推し進め、今なお民主化の道を辿っています。

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2.ブータンへ旅行に行こう

2-1 ブータンの行き方

いきなり残念なお知らせですが、本日(2017年4月12日)現在において、日本からブータンへの直行便は飛んでいません。日本からブータンへ行く際には、タイのバンコク経由で行くルートが最も一般的になっています。

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ブータン旅行で必ずお世話になるのが、東南アジア諸国からブータンまでを結んでいるロイヤル・ブータン航空《通称・ドゥルックエアー》です。ブータン唯一の国際空港にして玄関口でもある、パロ国際空港を拠点として、国際線を運行し始めてから既に35年以上もの歴史のある、安心安全の国営航空会社です。タイ国際航空もしくは日本航空のご利用のお客様であれば、経由地にて荷物をピックアップすることなく(バゲージスルー)ラクラク移動していただけるのも、ドゥルックエアーの愛される理由です!

ドゥルックエアー飛行機

●ちょっと豆知識
「ドゥルック(DRUK)とは?」
ドゥルックエアーの名称をはじめとして、ブータンに訪れるとDRUKという言葉を沢山目にすると思います。これは現地の言葉で「龍(雷龍)」を意味しており、ブータン王国自体を象徴する存在でもあります。その証拠にブータンの国旗にも中心に威厳のある雷龍が描かれています。

ブータンへの詳しい行き方はこちらの関連記事をチェック!!

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徹底解説!効率よく・安くブータンに行くための行き方とは?

2-2 ブータン旅行の準備

ブータンがどんな国なのかなんとなく分かってきた...。それでもまだ旅行に行くには不安なことが多いですよね。そこで、お客様から多くいただく、旅行の際に気になるポイントをまとめましたので、ブータン旅行の際は必ずチェックしましょう!

●パスポートの有効期限はどれくらい必要ですか?
⇒ブータン出国日を含んで、有効期間の残存が6ヶ月以上必要です。
●ブータン滞在にビザは必要ですか?
⇒はい必要です。国内に大使館がございませんので、ビザの取得は弊社にパスポートコピーをお送りいただくだけで大丈夫です。
【関連記事】※ブータン旅行はビザ取得必須⇒ビザの申請方法と申請期間をおさらい
●両替はどこで行えばいいですか?
⇒ブータンの通貨ニュルタムには空港で両替いただけます。日本円からでも出来ます。※ニュルタムは日本国内では両替できません。

ブータンの通貨の両替い

●クレジットカードは使用できますか?
⇒ホテルやレストラン、空港など一部の場所では使用できますが、基本的には使用できないと思っていたほうが無難です。
●水道水は飲めますか?
⇒水道水は飲めません。基本的に観光客の方には毎日ミネラルウォーターが支給されるので、水はミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
●服装はどのような恰好をすればいいですか
⇒ブータンにも日本と同様に四季がありますので、季節に適した恰好が望ましいです。ただ、高地になるので、朝夕は冷え込むこともありますので上着は余分に持参しましょう。

そのほかブータン旅行に関する疑問は、FAQページをチェックしましょう!
■ここを見れば、あなたの悩みもきっと答えが見つかるはず■

よくある質問(FAQ)-ホワイト・ベアーファミリー


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3.ブータン観光情報

3-1 ブータンの観光名所をご紹介

ブータンに実際に行っても、どこに行ったらいいのか、どんな名所があるのか悩む方も多いはず。ここでは、ガイドブックの少ないブータンの観光名所の一部をご紹介いたします。

① ティンプー

首都であるティンプーは、国中から人々が集まっているため、さまざまな文化をひとつの都市にいながらにして体験することが出来ます。

●メモリアルチョルテン

メモリアルチョルテン

1973年に亡くなられた第3代国王を記念して建てられたメモリアル・チョルテンは、ティンプー市民の憩いの場として終日お参りをする人で賑わっています。正式名称はゴンゾク・チョルテン。毎日参拝する市民も多く、大きなマニ車の付近には沢山の人が集まっています。チョルテンの内部は見学が可能ですが、時間によっては施錠されていることもあります。

●タシチョ・ゾン

タシチョ・ゾン

ブータン旅行の旅程に入っているタシチョ・ゾン。ここは、政治の中心であり、大僧正ジェ・ケンポの座所であるのでブータン仏教の信仰の中心でもあります。オフィスアワー内の一般の見学はNG。3~10月は17時~日没まで、11月~2月は16時~日没までと見学出来る時間が限定されています。タシチョ・ゾンは夜になるとライトアップされるので、外観を写真に撮る際は日没前、夜と2回見るのがオススメです。

●チャンガンカ・ラカン

チャンガンカ・ラカン

ティンプーの守護寺、チャンガンカ・ラカン。子どもの成長などに霊験あらたかな寺として有名で、ティンプー市民は子どもが産まれた際はここにお参りし、のお坊さんに名前をつけてもらうそうです。中心地から少し離れた場所に位置しているため、観光ルートとしてはモティタン地区へ行く際に拝観すると良いでしょう。

●クエンセルポダン

クエンセルポダン

別名『ブッダ・ポイント』。高さは約50mあります。黄金に光り輝く大仏の前は広場になっていて、そこからティンプー市内を一望することが出来ます。

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② パロ

ブータンの国営航空会社、ドゥルックエアーに乗ってブータンに降り立つこの場所こそ、ブータンの玄関口・パロです。ブータン旅行の始まりの場所であるこの街は、首都ティンプーに次いで第二の都市といわれています。

●タクツァン僧院

タクツァン僧院

8世紀にパドマサンババ(チベットに密教をもたらした人物)が虎の背に乗って舞い降りたという伝説が残る言わずと知れたチベット仏教の聖地。僧院へのアクセスは徒歩(一部は馬可)片道約2.5~3時間をかけて登った後の景色は圧巻です。

●パロ・ゾン

パロ・ゾン

約400年間、パロの県庁として使用され続けている、現役の県庁であり県最大のゾン。歴史あるこのゾンでは、映画『リトル・ブッダ(1993年)』のロケ地としても知られています。正式には、リンプン・ゾンといわれ、日本語に訳すと「宝の山の城」という意味です。

●西岡チョルテン

西岡チョルテン

長期間に渡ってブータンの農業開発に貢献した西岡京治氏の功績を顕彰して建てられた仏塔。1980年に西岡氏はブータン語で「最高に優れた人」を意味する「ダショー」の称号を授与され、ブータンでは「ダショー・ニシオカ」と呼ばれています。

●キチュラカン

キチュラカン

魔女の左足を封じているといわれるこのお寺はブータン最古の寺院のひとつ。霊的な力のおかげか、パロの気候でも中庭の木にはミカンが育つことで有名です。

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③ プナカ

3,500mの高さを誇るドチュラ峠を越えた先に広がるのが、プナカです。1,350mと、ブータン国内の中では標高の低いこの街は、年間を通して比較的温暖な気候に恵まれています。

●プナカ・ゾン

プナカ・ゾン

魔女の左足を封じているといわれるこのお寺はブータン最古の寺院のひとつ。霊的な力のおかげか、パロの気候でも中庭の木にはミカンが育つことで有名です。

●チミラカン

チミラカン

子宝に恵まれることで有名な寺院。女性が参拝すると男根の形をした棒で頭を撫でてくれます。ブータンには珍しい水田が広がる景色を見ながら片道約30分のハイキングで寺院に到着します。

●ポプジカ

ポプジカ

ワンデュ・ポダンにあるポプジカは毎年オグロヅルが飛来してくる谷です。オグロヅルの安全を考慮し、村人たちによって村に電線をひくことを拒否したことで有名な村で、自然と共生するブータンの人々の暮らしを見ることが出来ます。オグロヅルの飛来シーズンは毎年11月初旬~3月中旬までとなっており、この時期はポプジカやワンデュ・ポダンのホテルが混み合います。また、ポプジカのネイチャーアクティビティも人気。『ネイチャー・トレイル』では、ポプジカの豊かな自然を眺めながら、なだらかな小道の散策を楽しむことができます。

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3-2 ブータンで出来ること

ブータン観光といえば、仏教文化の真髄である、僧院やゾン(宗教と政治の中心地)を巡るのが一般的ですが、そのほかにもお客様次第でさまざまなアレンジが可能です!

●トレッキング

トレッキング

ヒマラヤの山々に囲まれた雄大の景色と澄んだ空気を味わいながら、まるで過去へとタイムスリップをしたような気分が味わえる。それがブータンでのトレッキングです。山小屋は存在しないため、個人個人が必要な装備を持ってのトレッキングになりますが、その分ここでしか味わえない特別な体験が待っています!

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 【名所】ブータンは実はトレッキングの名所だった!おすすめのコースを分かりやすくご紹介!

●農家でブータンの暮らしを体験

農家ブータン体験

ティンプーやパロは、近年の観光産業の発展に伴い、急速な近代化が進んでいます。設備が整うなど、観光客にも嬉しい面はありますが、それだけでは本当のブータンを味わったことにはなりません。地元の人々が幸せに暮らす姿、それは農家を訪れることで初めて味わうことが出来ます。家庭料理や伝統の焼き石風呂を是非ご堪能ください。

●伝統のお祭り「ツェチュ」を観賞する

ツェチュ

ブータンといえばこのお面をかぶった人物を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。これはブータン伝統のお祭り(現地の言葉でツェチュ)の様子です。毎日開催されるわけではなく、決まった時期に決まった都市で開催されるので、観賞希望の際はお早目のご旅行計画をおすすめいたします。

●動物と触れ合う

動物と触れ合う

ブータンの珍獣といえば「ターキン」。1996年絶滅危惧種として認定されたターキンを保護するために作られたモティタン動物園は、ブータンの観光名所のひとつともされています。また、2016年オープンしたマナス国立公園もサファリパークとして今後注目されること間違いなしです。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。これまでブータンのことをまったく知らなかった方、幸せの国・ブータンということしか分からなかった方が、少しでもブータンのことに親しんでいただければ幸いです。
国民総幸福論という独自の国の指標を取り入れたこの国は、時に幸せどの低い国として見られることもあります。ですが、これが必ずしも正しいのではなく、幸せとはどのような価値観で物事を判断するかによって大きく変わるのだと筆者は考えます。

ブータン国民のほとんどが幸せだと答えるのは一体どうしてなのか、我々はブータンという国・人々からどのようなことを学ぶことが出来るのか。あなたも是非実際に訪れて、その目で確かめてみてください。

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