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バンコク旅行で訪れたい!タイの3大世界遺産を巡る旅

バンコク旅行で訪れたい!タイの3大世界遺産を巡る旅

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「天使の都」という意味の名前を持つタイの首都「バンコク」。古くから上座仏教の信仰が厚く、黄金色の寺院と近代的な超高層ビルが相まった独特の景観を持つ街です。今回はバンコク発、悠久のタイの歴史と雄大な自然に触れる、3つの世界遺産を巡る旅をご紹介します。

1-1.バンコクから日帰りで行ける!タイの代表的な世界文化遺産「アユタヤ」

バンコクから日帰りで行ける!タイの代表的な世界文化遺産「アユタヤ」

1991年にユネスコ世界文化遺産として正式登録された「アユタヤ」は、14〜18世紀にかけて川と結びついた街のつくりを生かし、水の都としてペルシャからヨーロッパまでを網羅する一大貿易都市として栄えてきました。

1300年代〜1800年代には日本人が暮らしていた町もあり、17世紀に山田長政が商業・軍事の両面で功績を残したことでも知られています。

バンコクから世界遺産・古都アユタヤまで、車や電車で片道およそ1時間半〜2時間。日帰りで観光するなら、バンコク発のオプショナルツアーの利用が便利です。

バスではなく船でチャオプラヤー川を上りアユタヤを目指すツアーもあり、それぞれのプランで料金や立ち寄るスポットも異なります。詳しくは、予約の前に各ツアー会社のウェブサイトなどをチェックしておきましょう。

アユタヤ

戦乱で都市は破壊され、現存するのはかつてのアユタヤ王朝の栄華を偲ばせる寺院や都市の一部。「ワット・ローカヤスター」の巨大な涅槃仏も、大部分が破壊されていた仏像を1956年に復元したものです。タイには金箔を貼ると徳が積めるという信仰があり、草原に横たわる長さ28mに及ぶ全身は、たくさんの金箔に覆われていた痕跡が残っています。

アユタヤ

かつては40m以上の仏塔があったとされる大寺院「ワット・プラ・マハタート」にある、切り落とされたまま放置された頭部が長い年月をかけ、菩提樹の根にしっかりと抱え込まれた巨大な石仏の顔は、世界遺産・アユタヤ観光のハイライトともいえる記念撮影スポットです。

仏頭と一緒に写真を撮影するときは、自分の頭が石仏の頭よりも高い位置にならないよう、タイ語や英語、そして日本語でも注意書きが書かれています。低くしゃがんで撮影するように心がけましょう。

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1-2.古のタイ、もう一つの栄華を残す世界文化遺産「スコータイ」

アユタヤ

バンコクから北に約440�q、バスで約7時間揺られると見えてくるのが、タイ最古の王朝都市「スコータイ」です。

スコータイとは、古代インドや東南アジアで使われていたサンスクリット語で「幸福のあけぼの」という意味を表しています。

バンコクからスコータイへのアクセス手段は、バス以外にも空路があり、スワンナプーム国際空港からスコータイ空港まで約1時間20分で到着します。

アユタヤ

13世紀にタイ民族によって築かれ、セイロンやクメールの文化を取り入れて15世紀に最盛期を迎えたスコータイ王朝。しかし、王家の血筋が絶えてアユタヤ朝に吸収されると、町は荒廃。約700年間もの間、ジャングルの中に埋もれて忘れ去られていました。

その後ユネスコの支援で遺跡修復が進められ、1991年に「スコータイの歴史上の町と関連する歴史上の町」として、城壁に囲まれたエリアを中心とした周辺一帯が世界遺産に正式登録されました。長々とした名称なのは、この一帯が200以上とも言われる多くの遺跡群を擁しているためです。

アユタヤに並んでこちらも敷地は広大で、城壁内、東部、西部、北部、南部と5つのエリアに分かれています。南部以外は、100バーツの入場料が必要になります。

小島まで橋を渡って見学するセイロン様式の仏塔「ワット・サ・シー」や、クメール様式の塔「ワット・シー・サワイ」など、特色ある様式の建築物を目にすることができます。

アユタヤ

なかでも最も重要と言われているのが、タイ王室と縁が深く、遺跡群の中心に位置している「ワット・マハータート」寺院です。

境内は200以上の仏塔、10の礼拝堂、8の仏塔、4の聖池と本堂からなり、タイ仏教遺跡の粋とも言うべき美しさを誇ります。塔の基礎部分に残る、仏陀の弟子たちを模したといわれる111体のレリーフは圧巻!先のアユタヤで紹介した菩提樹の石頭がある寺院でもあり、歴史的な変遷から、アユタヤとスコータイ、両方の文化遺産として扱われることもあります。

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1-3.広大な敷地を持つタイの世界自然遺産「ドン・パヤーイェン-カオヤイ森林地帯」

ドン・パヤーイェン-カオヤイ森林地帯

2005年にユネスコの世界自然遺産に正式登録された、バンコク北東部の熱帯雨林「ドン・パヤーイェン-カオヤイ森林地帯」。

4つの国立公園と1つの野生保護区からなり、カンボジア国境まで広がる約61万5千�uもの広大な地帯のなかに100種類以上の哺乳類と、390種類以上の鳥類、200種類以上の両生類と爬虫類が生息しています。絶滅が危惧されている象やテナガザル、ここでしか生息していない世界最大の鳥オオサイチョウといった貴重な動物も多く見られる地域です。

なかでも「カオヤイ国立公園」内には様々なトレッキングコースがあり、起伏のある山道を越えたり、滝の水に打たれたり、象に乗って山や川を進んだりと、個人の体力・経験レベルに応じてスリリングなツアーが楽しめます。また1年中過ごしやすい気候から、高級ホテルやゴルフ場などが整備されたリゾート地としてバンコク旅行で注目を集めるエリアです。

2.タイの世界遺産や寺院、王宮を観光するときの注意点

タイの世界遺産や寺院、王宮を観光するときの注意点

近代化が進むタイですが、タイの人々は今なお信仰が篤く、王室や宗教に深い敬意を払っています。今回ご紹介したアユタヤやスコータイ、またバンコクの仏教寺院や王宮を見学するときは、神聖な場所を訪れること意識して、大きな声で騒がない、仏像に触れない、僧を指さないなど、基本的な参拝のマナーを守ることが大切です。

また、肩や太ももを出した、露出度の高い服装や、身体のラインが目立つ服装も禁物です。寺院だけではなく、公共交通機関や役所などでも入場を拒否されることもあります。お祈りに訪れている現地の方に不快な思いをさせない服装を心がけましょう。

タイの世界遺産や寺院、王宮を観光するときの注意点

悠久の歴史と豊かな自然の世界遺産を持つバンコク。今回ご紹介したタイの世界遺産に残る仏教遺跡の修復は現在も継続中で、未だ発見を待つ遺跡も、数多く眠っていると言われています。

3.バンコク旅行に行くツアーを探す

発地別ツアーの詳細はこちらから

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バンコクの主要ホテルから発着する、日本語のガイドもいるオプショナルツアーも多く開催されているので、バンコク旅行中にタイの世界遺産を訪れるなら、事前に現地オプショナルツアー予約サイトなどを確認しておきましょう。
(写真提供:タイ国政府観光庁)