沖縄・久米島でサーターアンダギー作りに挑戦! 地元のおばぁと楽しいお菓子作り♪

沖縄の伝統的な揚げ菓子、サーターアンダギーを食べたことはありますか?
サーターアンダギーは沖縄の首里方言で、サーターは「砂糖」、アンダは「油」、アギーが「揚げる」という意味があります。
沖縄に行ったことがある人なら、おみやげ屋さんなどで必ずと言っていいほど見たことがあるかと思いますが、実際にどのように作られているかまでは知らない人が多いのではないでしょうか?

申し遅れました、フリーライターのルリ子(@ruricocoa )です。 今回私は、沖縄の離島・久米島でサーターアンダギー作りを教わってきました。
せっかくの沖縄旅行、ただ観光スポットを巡るだけじゃなくて、地元の人とのふれあいがあったらもっと楽しい旅になると思いませんか?
それでは、さっそくサーターアンダギー作りの様子をご紹介しましょう!
おばぁとの会話も弾む! 初めてのサーターアンダギー作り

さっそくやって来たのは、久米島町観光協会が運営する「あじま~館」。
事前予約をすれば、郷土菓子作りや三線体験などを通して、島人と触れ合うことができます。

本日の教室はこちら。
修学旅行生などの団体さんも迎え入れている、とても広いキッチンスペースです。
通常は2名から予約を受け付けていますが、今回は特別にひとりで体験させていただきます。

今回サーターアンダギー作りを教えてくれるのは、我如古(がねこ)さん(75歳)。
おしゃべりが大好きで、とっても元気! なんとお子さんは7人もいるのだそうです。

賑やかですよ。じぃじとばぁばもいたから11人家族だったの。今、子どもたちは那覇や名古屋にいるけれど、月に1回は三男が心配して来てくれるのよ
サーターアンダギー作りは、そんなおばぁのおしゃべりから始まりました。

「まずは小麦粉250gを用意してね」
さあ、いよいよ準備開始です! おいしいのを作るぞ~!

材料は以下の通りです。
- 【二人分】
-
- 小麦粉 250g
- 卵 2個
- 上白糖 150g
- ベーキングパウダー 大さじ1/2
- 揚げ油 適量
今回は上白糖を使いますが、より味に深みを出したい場合は黒糖にしてもOK。
お好みでバターを少し加えて香ばしさを出したり、風味づけにショウガ汁を入れたりしてもいいそうです。

小麦粉とベーキングパウダーをふるいにかけたら、すべての材料を大きなボウルに入れ、両手でしっかりとこねます。
この写真は、おばぁにお願いして撮ってもらったのですが、最初は

そんなカメラ使ったことないよ!
と言いつつも、すぐに操作を覚えてバッチリ撮ってくれました♪ おばぁ、ありがとう

混ぜていると、こんなふうに粉っぽさがなくなってきます。
ここでワンポイント☆
油を少しだけ入れて混ぜるとカラッと揚がるそうですよ!!!!!!

そして手を水で濡らして、両手のひらでくるくる回しながら団子状に丸めていきます。

大きさはこのぐらい。
揚げると膨らむので、出来上がりのサーターアンダギーよりも少し小さめです。

丸め終わったら低温の油に入れ、弱火でじっくり揚げていきます。
写真だとおばあぁばかりが写っていますが、私もちゃんと調理してますよ(笑)

全体がキツネ色になるように、時折ひっくり返してあげます。
サーターアンダギーの特徴ともいえる、生地の割れ目部分がこんがりキツネ色になっていれば、中まで火が通っている目安になります。

わー! こんがり揚がって、おいしそう

ひとつ中を割って、食べてみてごらん

えっいいの?

おぉ~! 揚げたてだからとっても熱いけど、ひと口食べると、外がさっくさくの中はふんわり。
ほどよい甘さでおいしい!
作ったものはすべて袋に入れて持ち帰ることができますが、食べ出すとついつい止まらず、おみやげの分もなくなってしまいそうです。

おいしくて止まらないでしょ? 子どもたちが作ると、1人2個だけだよって注意するんだけど、やめられなくておみやげの分も食べてしまうの(笑)

沖縄では結婚式や赤ちゃんの誕生祝いにもサーターアンダギーが欠かせないのよ

へぇ~結婚式に。でもそんなにたくさん、揚げるの大変でしょう?

300人規模の時は、朝からみんなで一日中揚げているね~

体力仕事だ......! サーターアンダギーはどれぐらい日持ちするんですか?

20日は日持ちするよ。名古屋の孫に会うときにも飛行機で持っていくのよ

それは喜びそう!

そりゃあもう、嬉しそうに食べるね

おばぁとの会話を楽しんでいたら、あっという間に時間は過ぎていきました。
沖縄独特のイントネーションも心地よくて、和やかな気持ちになれますよ♪
ぜひ沖縄の久米島に来たら、地元のおばぁと一緒にサーターアンダギー作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
場所:あじま~館(詳細下記)
予約方法:久米島町観光協会(民泊事業部)へ電話(TEL:098-851-7971/受付時間:平日9~17時)
料金:大人3,000円、小人2,100円
その他:2名から受付可
■あじま~館
場所:沖縄県島尻郡久米島町字仲泊962-2
電話:098-896-7010
営業時間:8:30~17:30
休館日:土・日・祝祭日(体験プログラム予約時は開館)
HP:http://www.kanko-kumejima.com/archives/members/あじまー館
ライター 五十川ルリ子(@ruricocoa )

協力:沖縄県・(一財)沖縄観光コンベンションビューロー
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