【紅葉千本イチョウ】まるで映画のワンシーン
夫婦二人で築き上げた「黄金の楽園」
鹿児島県垂水市の垂水千本イチョウ園が紅葉シーズンを迎える。
大隅半島の北西部、鹿児島市から桜島を挟んで東側向かいに位置する垂水市。
江戸時代は、島津藩の領地で一門の垂水島津家が治めていた地域である。
市の中心から車で約10分走った場所に「垂水千本イチョウ園」はある。
この庭園は、中馬吉昭・信子夫妻が所有する私有地で、およそ4.5ヘクタールの山を二人三脚で開墾し30年以上をかけて1,200本のイチョウを育ててきた。
2008年(平成20年)からは一般に公開され垂水市の新観光名所となっており、鹿児島県の景観大賞第一号にも選ばれている。
イチョウの木々は棚田状の山の斜面に植えられており、128段の階段を上った高台からは垂水市街地が一望、その向こうに見える錦江湾と桜島、開聞岳の雄大な景色は格別である。
紅葉の見頃は11月中旬からで、深緑の葉が黄色に色づき始め、12月になると園内全体が見渡す限り黄金色の世界に包まれる。
住 所:鹿児島県垂水市新御堂
交 通:垂水港から車で約12分(約6.9km)
【ライトアップ情報】
期 間:11月26日(土曜日)~12月11日(日曜日)
時 間:午後6時~午後9時頃まで
(画像はイメージです)