長崎の雲仙 紅葉は10月下旬からがおすすめ
日本初の国立公園
長崎県雲仙市にある国立公園「雲仙」に今年も紅葉の時期がやってくる。紅葉は10月下旬に山頂からはじまり、徐々に全山を朱色に染め上げていき、11月初旬まで楽しむことができる。
雲仙の一番の見どころは紅葉
雲仙の歴史は長く、昭和2年に日本新八景山岳の部で1位になり、昭和9年には日本で最初の国立公園に指定された。雲仙には『三峰五岳の雲仙岳』という8つのやまやまがあり、それらのことを雲仙岳と呼んでいる。
他にも見どころとして、「雲仙地獄」という硫黄のにおいと真っ白い水蒸気がもくもくと噴き上がるスポットがある。雲仙地獄は30あまりの地獄があり、キリシタン殉教の舞台となったとも言われている。その雲仙地獄で蒸しあげた温泉卵も人気がある。
また明治時代より外国人の避暑地としての一面ももっており、今でも多くの観光客が古湯、新湯、小地獄の3つからなる雲仙温泉を訪れる。
この秋もコハウチワカエデやイロハモミジ、ウリハダカエデ、ナナカマドなど120種類以上の紅葉が楽しめると言われている。登山をしながら紅葉を楽しむのもよし、標高1080mにある仁田峠展望所から紅葉を一望するのもよし、雲仙ブロードウェイで空中さんぽしながら紅葉を楽しむこともでき、長崎で紅葉を楽しみたい人にはおすすめのスポットである。
【住所】長崎県雲仙市小浜町雲仙
【電話番号】0957-73-3434
【HP】http://www.unzen.org/
【問い合わせ先】雲仙温泉観光協会
【駐車場】あり(無料)
【開催期間】 10下旬~11月上旬