大分市美術館 特別展「ミュシャ展」開催
代表作「ジスモンダ」展示
大分市美術館で10月8日(土)~12月4日(日)に特別展「ミュシャ展」が大分合同新聞創刊130周年記念事業として開催される。
アルフォンス・ミュシャはオーストリア帝国に属していたチェコに生まれた。ミュシャはフランス語表記であり、チェコ語ではムハという。アール・ヌーヴォー様式の代表格として広く知られている。
幼少期より絵を描き、エゴン伯爵の援助を受けパリに美術留学したが、援助を打ち切られ、挿絵などを描いて生計を立てた。
その後、大女優サラ・ベルナールが主演する正月公演のポスター「ジスモンダ」が大ヒットとなり、デザイン界のスターとしてパリ万国博覧会でも注目を集めるなど活躍した。
故郷チェコに帰った後、スラヴ民族・文化に関わる作品に取り組み、チェコスロバキアの国家行事のポスター、紙幣、切手などのデザインを制作した。
同展では、代表作「ジスモンダ」をはじめ、ポスター、装飾パネル、本の挿絵、雑誌の表紙、ポストカード、切手、紙幣に至るまでミュシャの制作活動の全容を紹介する展示を行う。
開催概要
会期は10月8日(土)~12月4日(日)。このうち休館日は10月11日(火)、17日(月)、24日(月)、31日(月)、11月14日(月)、21日(月)、28日(月)である。開館時間は午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)となっている。
観覧料は一般 1,200円(1,000円)/高校生・大学生 900円(700円)/中学生以下無料。()は10月7日まで販売の前売りおよび20名以上の団体料金。
関連イベント
高校生によるミュシャポスターデザイン展、講演会、ワークショップなどが予定されている。
(画像はプレスリリースより)