シェアで寄付。被災した南阿蘇鉄道を応援「YELL for 鉄道JAPAN」第3弾
1シェアにつき5円寄付
株式会社ヴァル研究所は、熊本地震で被災した南阿蘇鉄道株式会社を支援すべく、プロジェクト『YELL for 鉄道JAPAN』第3弾を2016年10月6日から開始する。
同社は、乗り換え案内サービス『駅すぱあと』を提供する企業。同プロジェクトでは、プロジェクトページに設置された「シェアボタン」を押すと、1シェアにつき5円が南阿蘇鉄道に寄付される。
存亡が危惧される厳しい状況
熊本地震により甚大な被害を受けた南阿蘇鉄道は、現在、高森駅~中松駅間の一部区間で運行を再開している。しかし、依然として中松駅~立野駅間は運転再開の見通しが立たず、災害前の利用を取り戻すには至っていない。経営についても、存亡が危惧される厳しい状況が続いている。
そんな中、沿線の町経済団体・商工団体・まちづくり団体は「南阿蘇鉄道復旧支援対策チーム高森実行委員会」を設立し、南阿蘇鉄道を応援。寄付金を募るなど、復旧に対する機運の盛り上がりを見せている。また南阿蘇鉄道自身も、義援金や寄付金を募るための諸策を検討している。
全線復旧に向けた活動財源として活用
『YELL for 鉄道JAPAN』は、「鉄道が正常に走ることにより、人々の日常が支えられている」という考えのもと、日本の鉄道を応援しているプロジェクト。同プロジェクトページに設置された「シェアボタン」を押しFacebookにシェアすると、1シェアにつき5円が南阿蘇鉄道に義援金として寄付され、運転再開と全線復旧に向けた活動財源として活用される。
ヴァル研究所はこの取り組みにより、南阿蘇鉄道をより多くの人に知ってもらい、実際に足を運ぶきっかけになればと考えているという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
『YELL for 鉄道JAPAN』第3弾 - 株式会社ヴァル研究所
https://ekiworld.net/personal/app/eki/campaign/train_pj/熊本地震で被災した「南阿蘇鉄道」を'シェア'で応援「YELL for 鉄道 JAPAN」第3弾を10月6日から開始! - 株式会社ヴァル研究所
http://www.val.co.jp/topics/2016/0929.pdf