演技者と観客が一体化する「里神楽」。鹿児島県伊佐市の湯之尾神舞、11月23日開催

室町時代後期より続く伝統芸能

鹿児島県伊佐市の湯之尾神社にて、11月23日、湯之尾神舞が行われる。

この神舞は、五穀豊穣・無病息災を祈願して奉納されるものであり、室町時代後期より始められたという伝統芸能。23日には、10数番ほどが披露される。

湯之尾神舞

「里神楽」特有の雰囲気の中で演舞

湯之尾神舞は、詳細は不明ながら起源が1490年頃と推定されており、500年以上の歴史を誇る。神舞は、「国生み」や「天岩戸」といった神話をモチーフにした演舞。かつては旧暦霜月満月の夜、ひと晩をかけて35番の舞が奉納されたという。

湯之尾神舞の舞人は、地元の小・中学生から壮年までの男子が務める。きらびやかな衣装と面によって神々に扮した舞人は、口上を述べながら笛と太鼓の楽に合わせて舞う。舞人の先輩たちが観客席から声援を送ったり、あるいは批評も行ったりと、演技者と観客が一体化した「里神楽」特有の雰囲気の中で演舞が行われる。

鹿児島県無形民俗文化財指定

湯之尾神舞の伝承は、戦時中に一時途絶えたという。しかし、1976年に結成された湯之尾神舞保存会を中心として伝承が復活し、以後は地域によって受け継がれている。1988年3月には、鹿児島県無形民俗文化財の指定を受けた。

湯之尾神舞は、11月23日、鹿児島県伊佐市菱刈川北の湯之尾神社にて開催。

外部リンク

湯之尾神舞(旧菱刈町湯之尾神社の神舞) - 鹿児島県

https://www.pref.kagoshima.jp/

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