秋に一夜だけの特別開催。「ゆふいん音楽祭 2016 秋の夕べ」開催
地震発生を受けて、一夜だけの特別開催
ゆふいん音楽祭2016実行委員会は、11月26日、大分県由布市の湯布院公民館ホールにて『ゆふいん音楽祭 2016 秋の夕べ』を開催する。
『ゆふいん音楽祭』は、由布院における夏の風物詩として長年親しまれていたクラシック演奏会。2016年の地震発生を受けて今回、秋に一夜だけの特別開催を行うという。
大分県中部地震が発生した年に開始された
『ゆふいん音楽祭』は、1975年、大分県中部地震が発生した年に開始された。観光辻馬車や牛喰い絶叫大会と共に始まった同音楽祭は、由布院が元気であることを全国に発信。以後も、由布院の夏の風物詩として親しまれ、多くの人々とクラシック音楽を楽しんできた。
同音楽祭は2009年に一旦その歴史に幕を下ろしたが、本年4月16日の熊本地震発生を受け、由布院では音楽祭を共有したいと思いがわき上がったという。そこで、秋に一夜だけの復活開催が行われることとなった。
来年の夏以降は本格的な開催も
今回の『ゆふいん音楽祭』には、かつての『ゆふいん音楽祭』でも馴染みだというヴァイオリンの小林美恵さん、『ゆふいん音楽祭』3代目音楽監督を務めたチェロの河野文昭さん、そして若きピアニスト津田裕也さんが出演。来年の夏以降は、本格的な数日間の音楽祭の開催も考えているという。
『ゆふいん音楽祭 2016 秋の夕べ』は、11月26日、18時開演。チケットは、3000円。
(画像はプレスリリースより)