重文・円鑑禅師像を展示。佐賀県立美術館、「古美術へのいざない」開催
佐賀ゆかりの古美術作品を分かりやすく紹介
佐賀県立美術館は、12月10日よりテーマ展「古美術へのいざない」を開催する。
同展示会は、鎌倉彫刻の名品や重要文化財『円鑑禅師像』など、佐賀ゆかりの古美術作品の魅力を分かりやすく紹介するというもの。
県政100年記念事業として開館
佐賀県立美術館は、1983年、同県の県政100年記念事業として、佐賀県立博物館に隣接する形で開館した。
同館は主として、佐賀県にゆかりのある近・現代の絵画や彫刻、工芸や書などの資料を収集。それらの調査・研究と展示・紹介を共に行うことにより、佐賀県における文化活動の拠点として機能し、広く親しまれる美術館となることを目指しているという。
なお隣接する佐賀県立博物館は、1970年に「明治百年記念事業」として開館。自然史・考古・歴史・美術・工芸・民俗の各分野にわたり資料を収集し、調査・研究を行っている。
鎌倉彫刻の名品なども展示
テーマ展「古美術へのいざない」では、佐賀県立美術館の館蔵品・寄託品から、様々なジャンルにわたる古美術の名品を展示する。高城寺蔵の重要文化財『円鑑禅師像』や、鎌倉彫刻の名品などが展示されるという。
「古美術へのいざない」は、2016年12月10日から2017年01月15日まで、佐賀県立美術館の2号展示室にて開催。観覧料は無料。
外部リンク
佐賀県立博物館 佐賀県立美術館
http://saga-museum.jp/museum/平成28年12月 佐賀県立博物館・佐賀県立美術館 行事予定
http://saga-museum.jp/museum/docs