久留米伝統の迫力ある祭り「虫追い祭り」
人形同士の合戦が展開!
江戸時代から筑後地方で行われていた「虫追い祭り」が、2019年11月16日(土)、久留米市田主丸町で開催される。
本来の虫追いは、文字通り稲の害虫を鉦や太鼓で、夜は松明で追い払うものだが、久留米の「虫追い祭り」は迫力ある喧嘩祭り。
竹とわらでつくった馬を30数名の若者たちが担ぎ、二体の武将人形が合戦を行う。武将は手塚太郎光盛(てづかのたろう みつもり)と斉藤別当実盛(さいとうべっとうさねもり)。
稲の切り株で転び、手塚太郎光盛に討ち取られた斉藤別当実盛が虫の霊となり、稲に害を与えるようになったことから、霊をなぐさめるためにはじまった祭り。
また「虫追い祭り」には、不作の際に年貢をまけてもらう意味もあるといわれている。
開催は3年に一度!
当日は朝8時30分より昼の部が、夜の部は18時30分より開始となる。
開催場所は田主丸町内各地とうきは市耳納の里。駐車場は久留米市田主丸総合支所駐車場を利用することができる。
戦後しばらく途絶えていた「虫追い祭り」が復活したのは昭和49(1974)年。以来、3年毎に開催されている。
3年に一度しか行われない迫力ある伝統の祭り、町中が祭り一色になる「虫追い祭り」を見に、足を運んでみてはいかがだろうか。
【日程】2019年11月16日(土)
【時間・開催場所】(昼の部)・8時30分~田主丸町内の保育園や施設予定 ・13:10~ 田主丸町内商店街、月読神社(久留米市田主丸町)・15:00~ 田主丸耳納の市会場(久留米市田主丸町福岡県緑化センターTEL0943-72-1193)16:10~ グリーンパレス
(夜の部)合戦・18:30~19:30 巨瀬川(田主丸中央バス停 南側中央橋上流)(ほとめきの街久留米より)