前代未聞!滑走路で世界一のプラネタリウムを
鹿児島空港で星空鑑賞会
鹿児島県霧島市は、市の魅力を伝えるためのプロジェクト「キリシマイスター」企画として、市内にある鹿児島空港を利用した星空の鑑賞会「キリシマイスター 鹿児島空港プラネタリウム」を11月5日に開催した。市民が参加する、空港での鑑賞会は初の試みだ。
イベントには、事前応募によって選ばれた霧島市内の一般参加者100人らが参加し、普段目にすることのできない駐機場や旅客機など見学などを行ったあと、滑走路の上での星空観測が行われた。
キリシマイスターって?
「キリシマイスター」は'褒め合うまち'をコンセプトに、今年9月のPR動画の公開と共にスタートした、霧島市内のあらゆる'良いもの'を市民自らが探し、広めていく市民による市民のための認定制度のこと。
「キリシマイスター 鹿児島空港プラネタリウム」もその一環として行われ、国交省や全日空などの協力の下、霧島市でしか味わうことのできない貴重な体験として、滑走路の上での星空鑑賞会が実現した。
大自然と音楽に癒やされる貴重な体験
イベント当日は天候にも恵まれ、遮るもののない星空と広い滑走路のなか、鹿児島県天文協会の中村哲さんによる解説や、ヴァイオリニストの大迫淳英さんによる「星に願いを」などの生演奏を交えながら、秋の空に浮かぶ美しい天の川や星々を鑑賞した。
参加者たちは「きれいな星空とすてきな演奏でとても素晴らしい体験ができた」「非常に良い天候で、世界一大きいプラネタリウムを見ることができた」など満足した様子で、鹿児島空港滑走路での星空鑑賞会は、初の試みながら大成功のうちに幕を閉じた。
(画像はプレスリリースより)