【永勝寺の紅葉】ハゼ並木の先に出会う絶景
日本三大薬師「永勝寺」 通称「もみじ寺」
福岡県久留米市の「永勝寺」がまもなく紅葉のシーズンを迎える。
西暦680年、天武天皇が皇后の病気回復を祈願して奈良に薬師寺を建立した際、同時に勅願によって創建された。
本尊は、薬師如来像で、島根県「出雲の一畑薬師」愛媛県「山田薬師」ととも日本三大薬師に数えら得る名刹である。
筑後平野を見渡せる眺望のよい場所にあり、山門付近や境内に立ち並ぶ菩薩堂や石仏など歴史を感じさせる景観は「鎮西一の巨刹」と称された創建当時を連想させる。
本堂周辺や裏山には。巨大な杉木立やモミジ・イチョウなどの古木多数が林立しており、紅葉の時期になると近隣「柳坂曽根の櫨並木」ともに地域一帯がいっせいに色づいていく。
また、柳坂の地名の起源を連想させるほどの大木「アカメヤナギ(推定樹齢200年以上)」や久留米市の指定天然記念物で、その実は酒の悪酔いに効くとされる「ケンポ梨」も一見の価値がある。
晩秋を迎えるこの地域の景色は息をのむほどに美しく、是非訪れてみたい名勝のひとつである。
場 所:永勝寺
期 間:11月中旬~11月下旬※期間は例年の見頃。
住 所:福岡県久留米市山本町豊田2155
交通アクセス
【電車】JR善導寺駅から徒歩45分、
【車】九州自動車道久留米ICから約15分
(画像はイメージです)