佐賀、御船山楽園「紅葉まつり」12月4日まで
171年目の秋を迎える佐賀の名庭
佐賀県武雄市にある御船山楽園にて、「紅葉まつり」が開催される。
開催期間は、11月1日(火)~12月4日(月)の8:00~22:00となっている。17:30~はライトアップが行われる。
入園料は、昼夜各、大人(中学生以上)600円/子ども(小学生)300円、昼夜共通券、大人(中学生以上)900円/子ども(小学生)400円である。
同園は、日本経済新聞「何でもランキング:専門家が選ぶ 昼も夜も紅葉を楽しめる庭園 東西10選」において、「西日本で2位」「全国で3位」にランクインしている。
昼と夜それぞれに美しさを堪能
昼の散策では、門を入ると現れるひょうたん池の周囲にある、紅葉・常緑樹・御船山の岩肌のコントラストが鮮やかだ。池の水面に映り込む風景も美しい。ツツジ谷の奥の黄金山には樹齢170年の大モミジが御船山の麓を彩る。
夜には、「たまゆらの夕べ」と題した紅葉ライトアップを開催する。約4万坪を照らす日本最大級のライトアップとなる。陽の傾きとともに変化する空の色、闇に浮かぶ紅葉、池に浮かび上がる夜景など、昼とは異なる風景が広がる。
茶屋やレストランからも鑑賞
池の畔に建つ萩野尾御茶屋を特別に公開している。粉茶、串団子、ぜんざいを味わいながら、景色を楽しむことができる。
レストラン「歳時記」では、御船山の庭園を眺めながら食事ができ、地元の佐賀黒毛和牛のハンバーグやステーキを用意している。
茶屋バー(萩野尾御茶屋)は22:30~25:00に利用できるが、御船山観光ホテル・御宿竹林亭の宿泊者専用となっている。