神秘的な雰囲気で紅葉を楽しもう「道隆寺跡」

多数の石柱群が残る寺跡

鹿児島県肝属郡肝付町の道隆寺跡の紅葉が11月下旬から12月上旬にかけて見頃となる。道隆寺跡は肝付町の指定文化財である。

道隆寺は1246年に招かれて南宋から日本へやって来た禅僧の蘭渓道隆によって立てられ、明治2年の廃仏毀釈まで存在していた。蘭渓道隆は禅宗の普及に大きく貢献した僧で、道隆寺を建てた7年後には鎌倉に渡り建長寺を開山している。

高山城址近くのひっそりとしたこの場所は、近年まで地元でもあまり知られていなかった。そして、鎌倉の建長寺よりも前にこのような立派な寺が建てられていたということも最近わかったこと。

道隆寺跡

静かな寺跡を覆う鮮やかな紅葉

雑木林の中にある「寺跡」なので寺そのものは残っていない。本堂があった場所は今は水田となっている。しかし林の中には灯籠や仁王像、六地蔵塔などが多く残っており、古くからの歴史を物語る。

苔むしたやぐら跡や地蔵、整然と並ぶ石塔群は訪れたものにまるで異世界に足を踏み入れたのではと思わせるようだ。紅葉が見頃となる頃には秋の哀愁と不思議な雰囲気が溶け込んでより神秘的な空間となる。

道隆寺跡の近くにある本城集落センターにある大銀杏もまた見頃を迎える。歴史に思いを馳せながら肝付町の紅葉を散策してみてはいかがだろうか。

外部リンク

道隆寺跡

http://www.kagoshima-kankou.com/s/spot/51368/

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