長崎・天草の潜伏キリシタン関連遺産、世界遺産に推薦が決定

潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産推薦へ

1月20日の閣議で、「天草の﨑津集落」を含む「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」をユネスコ世界遺産に推薦することが了承された。今後の世界遺産登録までの流れは次の通りだ。

2017(平成29)年2月1日までに国がユネスコ世界遺産センターへ正式な推薦書を提出し、同年9月頃にイコモスによる現地調査が行われる。

翌2018(平成30)年4月ないし5月頃にイコモスから評価結果の勧告があり、同年夏のユネスコ世界遺産委員会において審議される見通しだ。

長崎・天草の潜伏キリシタン関連遺産

地元の期待

地元天草市は、この世界遺産登録に関係する熊本県、長崎県をはじめとする関係市町と連携し、イコモスの現地調査に万全の態勢で臨むという。

また、世界遺産の名称に「天草」という地名が入ることで、全国的、さらには世界的にも「天草」が注目されることに期待を寄せている。

天草の﨑津集落とは

天草の﨑津(さきつ)集落は、熊本県天草市河浦町にあり、古くから漁業が営まれてきた。1569年、イエズス会の修道士アルメイダが布教を始め、村民のほとんどがキリスト教徒になったといわれる。

江戸時代にキリスト教が禁じられ、信徒への迫害が強まってもなお、﨑津集落では多数の潜伏キリシタンが信仰を続けたのだという。

現在も踏み絵が行われた庄屋役宅跡、禁教期における潜伏キリシタンの信仰形態を記した文書などが残されている。

さらに、貝殻内側の模様を聖母マリアに見立てたアワビなど、漁村特有のキリスト教信仰を示す物証も残されており、仏教、神道、キリスト教が共存する集落として重要な資産価値を有している。

外部リンク

天草市公式ホームページ

http://www.city.amakusa.kumamoto.jp/Default.aspx?site=1

ユネスコ推薦が正式決定(天草市公式ホームページ)

http://www.city.amakusa.kumamoto.jp/page2932.html?type=top

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