福岡市博物館、「異国と福岡-江戸時代における長崎警備と対外交流-」開催
西南学院大学との合同企画展
福岡市博物館は、11月15日より展覧会『異国と福岡-江戸時代における長崎警備と対外交流-』を開催する。
同展覧会は、創立100周年を迎える西南学院大学と同館が共に行う合同企画展。江戸時代における福岡藩の対外交流を紹介するという。
誰もが知らない文化へ最初に触れ続けた福岡
福岡市博物館は、1990年10月、地域の歴史および民俗を研究・展示する博物館として開館した。
福岡という土地は、弧を描く日本列島の西の端に立地し、ユーラシア大陸および朝鮮半島に近接している。福岡に住む人々は古来より、日本では誰もが知らなかった文化へ最初に触れ、経験したことのない生産手段や経済活動を知り、そして発展させた。また、遭遇したことのない脅威を克服し、豊かな都市を今日に至るまで営み続けている。
同博物館は、アジアとの密接な交流が形成した福岡の特色ある歴史と、そこに生きる人々の暮らしを、様々なかたちで発信している。
福岡市博物館は第3章と第4章を展示
展覧会『異国と福岡-江戸時代における長崎警備と対外交流-』では、福岡藩の海防に注目し、江戸時代の対外交渉における活躍を概観する。また、警備のなかで福岡藩が触れた、異国文化や長崎遊学についても紹介するという。
同展覧会では、西南学院大学博物館が第1章および第2章を展示、福岡市博物館は第3章と第4章の展示を行う。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
福岡市博物館
http://museum.city.fukuoka.jp/「異国と福岡―江戸時代における長崎警備と対外交流」 - 西南学院大学博物館
http://www.seinan-gu.ac.jp/