一年の穢れを「形代」へ移して流す。日本三大稲荷・祐徳稲荷神社、年越の大祓

「日本三大稲荷」「鎮西日光」の祐徳稲荷神社

佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社は、12月31日、年越の大祓を行う。

同神社は、「日本三大稲荷」の一つにも数えられ、「鎮西日光」と称される極彩色の偉容でも知られる。この大祓は、神社前に流れる錦波川の川面に、罪穢れを移した人形を流すというもの。

祐徳稲荷神社

参拝者は年間300万人に達する

祐徳稲荷神社は、1687年、肥前鹿島藩主鍋島直朝公の夫人である花山院萬子媛が、稲荷大神の分霊を勧請して創建した神社。衣食住の守護神として、地元のみならず全国より篤い信仰を集めている。参拝者は、年間300万人に達するという。

同社では、大祓の儀式を8月と12月に執り行う。8月は夏越の大祓、12月は年越の大祓であり、日常生活を送る中で犯した罪や身体についた穢れを、災厄となって降りかかってくる前に祓う行事となっている。

罪穢れを「形代」と呼ばれる紙の人形へ移す

古来の日本人は、「形代」と呼ばれる紙、あるいは木などで作られた身代わりに、自己の罪穢れ災厄を託して海や川へ流し、その行為により清められるという信仰があったという。祐徳稲荷神社の大祓でも、罪穢れは「形代」と呼ばれる紙の人形へ移される。そして、同社の門前を流れる錦波川の川面へ流し去ることになっている。

祐徳稲荷神社の年越の大祓は、12月31日に開催。

(画像は祐徳稲荷神社の公式ホームページより)

外部リンク

大祓いについて - 祐徳稲荷神社

https://www.yutokusan.jp/prayer/ooharai/

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