宮崎県日南市で泰平踊(鶴組)春季定期公演開催
江戸時代から伝わる郷土舞踊
宮崎県日南市で江戸の昔から今に伝わる郷土舞踊、泰平踊(たいへいおどり)定期公演が開催される。春は鶴組による公演だ。
開催日は、2017(平成29)年3月20日(月・祝)。時間は、13:30からと14:15からの2回。場所は、飫肥(おび)城大手門前だ。なお、雨天の場合は、国際交流センター小村記念館に変更となる。
泰平踊について
飫肥(おび)は飫肥藩五万七千石の旧城下町。城下では、元禄初頭から町人による盆踊りが盛んだったという。
対立していた鹿児島藩との和睦を機に、飫肥藩では武士と町人が一緒に踊ることが許されるようになった。これが「泰平踊」の始まりといわれている。その踊りは気迫と優雅さを兼ね備えたものだ。
踊りには、今町の鶴組と本町組の亀組という二流派があり、歌詞と踊る姿勢の高低差が異なるという。
鶴組は日南市泰平踊今町保存会、亀組は日南市泰平踊本町組保存会、そして飫肥泰平踊 かめの子会(飫肥小・中学校児童ら)が伝統の踊りを今に伝えている。
詳細は、日南市観光協会公式ホームページを参照のこと。問い合わせは、日南市観光案内所(電話 0987-31-1134)まで。
(画像は、日南市観光協会公式ホームページより)