熊本を堪能「水前寺まつり2017」
細川藩主の息吹を感じる庭
3月25日(土)と26日(日)、熊本市の水前寺成趣園、水前寺参道、水前寺江津湖公園一帯で、「水前寺まつり2017」が開催される。
肥前初代藩主、細川忠利公が御茶屋として作事したことにはじまり、後の藩主、綱利公の時代に桃山式の回遊式庭園として作庭、1636年に開園された水前寺成趣園。庭園内、明治11年に創建された出水神社には、歴代の細川藩主やガラシャ夫人が祀られている。
イベントが盛りだくさん
「水前寺まつり」では、3月25日(土)、10時より能楽殿で行われる開会式を皮切りに、さまざまなイベントが開催。
能楽殿での巫女舞やジャズ、二胡の演奏会をはじめ、古今伝授の間では、御手前披露や古今和歌集の読み方などを師から弟子に口伝したようすを再現する「子ども古今伝授」が行われる。
また、社務所では黒い盆に自然石と白砂で、海や渓流を表現する「細川流盆石展示会」、いこいの広場の縁日や水前寺江津湖公園の物産展などイベントが盛りだくさん。
3月25日(土)と26日(日)18時からは、奉納された成趣灯(じょうじゅとう)が出水神社に灯されるほか、水前寺参道周辺や園内を竹のオブジェやポットで灯される「水前寺こいあかり」が行われる。
「水前寺まつり2017」期間中は、水前寺成趣園の入園料は無料となっている。詳細は「水前寺まつり2017」HP参照のこと。
問い合わせは、水前寺まつり実行委員会事務局(電話:096-284-7766)まで。
(画像は「水前寺まつり2017公式サイト」より)