震災と宗教の関わりを考える 『九州親鸞フォーラム』開催
福岡・博多にて開催
京都市下京区にある真宗大谷派東本願寺では、震災を乗り越えて活きる力を育む九州親鸞フォーラム実行委員会を立ち上げて、3月26日(日曜日)に福岡市のJR九州ホールにて『九州親鸞フォーラム』を開催することを発表した。
孤立や孤独で歪みがちな現代人を生み出している現代社会の中で、人が安心できる確かな依りどころを探すための、各界の著名人と宗教者の対談型市民講演会が同フォーラムだ。
フォーラムでは昨年4月に発生した熊本地震の経験を活かし、「震災と宗教」をテーマに据えた講演が行われる予定だ。
いつも共にある「諸行無常」
東本願寺は『九州親鸞フォーラム』の開催にさきがけてコメントをHPに掲載している。
震災のような自然災害が発生した折には、人は連帯と温もりを求めるものであり、同時に災害に驚き、圧倒され、限界を知るという。
釈尊の説法である「諸行無常」という言葉は、「行体あるすべてのものは、変化し続ける」という理を表現したもので、人々は災害の度にこれを思い出さされるものだという。
有識者と宗教者の対話から生まれる言葉を手がかりに、本当の意味での安心できる依りどころを探っていきたい考えのようだ。
企画趣旨震災という自然の驚異を前にして人間の知恵の限界を感じずにはいられない。
しかし、震災のたびに、人々は復興を成し遂げ、命をつないできた歴史がある。
大きな悲しみのなかに差す光として、宗教の持つ可能性を見いだす。
(プレスリリースより引用)
(画像は東本願寺HPより)
外部リンク
東本願寺 プレスリリース(共同通信 PRワイヤー)
https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201703079608/九州親鸞フォーラム
http://m-o-y-a-i.com/shinran-forum.html