歴史ある雛人形を一斉公開「天領日田おひなまつり」
雛人形の一斉公開
2017年2月15日(水)から3月31日(日)まで、大分県日田市で「天領日田おひなまつり」が開催される。豆田町や天瀬町など、市内のおよそ20ヶ所で歴史ある雛人形や雛道具が一斉に公開・展示されるのだ。
会場は旧家など
展示会場は旧家や資料館などで、それぞれ異なる雛人形を楽しむことができる。
会場の一つである旧家・草野本家は国指定重要文化財に指定されており、江戸時代から明治時代までに作られた178体の雛人形に出会える。中でも42体で一つの御殿雛は見逃せない。220年の歴史ある建物が雛人形の魅力を引き立てる。
草野本家の入館料はおひなまつりの間は大人550円、中高生は250円である。展示会場はこのような旧家や資料館などで、営業時間や休業日・入場料は会場ごとに異なるため確認が必要である。
イベントのはじまり
この催しは、約30年前にまちおこしのために公開されたのがはじまりで、最初は小さなイベントだった。しかし毎年春に多くの人が美しい雛人形を見に訪れるようになったことから、市を挙げてのイベント「天領日田おひなまつり」へと発展していったのだ。
このイベントは2017年で34回目を迎える。期間中は沢山の雛人形だけでなく、旧家やその町並みもあわせて楽しんでみてはいかがだろうか。
(画像はおいでひた.comのHPより)