由緒正しき古城を彩る桜が見頃 北九州市の勝山公園で
城の周りに300本の桜が咲き誇る
福岡県北九州市小倉北区にある「勝山公園」では、4月下旬頃まで園内の桜が見頃のピークを迎えている。
北九州市のシンボル公園に位置づけられる「勝山公園」は、都心部のオアシスとして多くの地元市民にも親しまれる約10.5haに及ぶ広々とした公園で、紫川や周辺の道路が一体となって整備されて開設された。
園内にある小倉城は、慶長7年(1602)に細川 忠興公が築城した名城で、その構造は「唐造り」とも呼ばれ、古くは陸海の交通の要衝として多くの豪族たちがしのぎを削った歴史的名所でもある。
その小倉城周辺では約300本の桜が楽しめ、夜間には周りの桜と一緒にライトアップされた城の風情を感じることができる。
「勝山公園」の楽しみ方
無論日中に昼食をとりながらの花見をするという楽しみ方もでき、周辺の松本清張記念館や小倉城庭園と合わせて観光すれば、それだけで1日のスケジュールをかなりの部分を埋めることもできるだろう。
「勝山公園」の園内は主に、「市役所南側エリア」「中央図書館エリア」「子どもの遊び場エリア」の3つからなり、「子どもの遊び場エリア」には子どもたちの好奇心をくすぐるような遊具が揃えられていて、子連れでも安心して桜観賞を楽しむことができるだろう。
(画像は小倉城HPより)