唐津市で毎年恒例の「唐津のひいな遊び」
歴史あるおひな様達を楽しめる
2017年2月25日(土)から3月12日(日)まで、佐賀県唐津市で「唐津のひいな遊び~まつらの姫達の宴~」が開催される。城下町「唐津」に伝わるおひな様と出会えるイベントだ。
会場となるのは唐津市内の6ヶ所である。展示内容や開催時間、入場料は会場によって異なるが、唐津のひいな遊びの公式サイトから確認できる。また期間中は各会場で様々なイベントも予定されている。
会場ごとに異なるイベントも
古代の森会館では「花と茶道とまつらの姫展」や「古代の森の梅まつり・物産展」などが開催される。期間中にはまつらの万葉かるた大会やうたごえ喫茶などが行われる予定だ。
武家屋敷風の文化施設である埋門ノ館(うずめもんのやかた)では、おひな様だけでなく創作花コーナーやひなまつり菓子展示が行われ、呈茶コーナーでは一人300円でお茶が楽しめる。
町屋カフェ「野いちご」では山内家の御殿雛や小島家所蔵の雛道具が展示される。御殿雛は安政5年のもので159年を経た現在も色褪せていない。京都の紫宸殿を模した独特なおひな様である。
旧唐津銀行では、九州で最古と言われている寛永雛が展示される。明治43年に建てられ現在は唐津市指定重要文化財である旧唐津銀行の歴史ある建物にも注目だ。
鯨組主中尾家で出会えるのは古くから伝わる「おきあげ雛」だ。以前は捕鯨基地の大名屋があったこの場所では、鯨にまつわる郷土玩具や鯨グッズなどもあわせて展示する。
ジープ美容室では、おひな様の展示ではなく有料で着物の着付けを行う。唐津の町で、着物での散策が楽しめる。
(画像は唐津のひいな遊びのHPより)