一足先に春の知らせ、鏡神社「梅苑」
200本の梅が咲き始める
佐賀県唐津市の鏡神社で1月14日頃から梅の花が咲き始める。日付は目安で気候などによっても変わるが、例年2月中旬から3月上旬にピークを迎えている。
紅梅から小梅、大梅まで順に花を咲かせていくため長いあいだ花を楽しむことが出来るのだ。赤や白、ピンクなどの色合いが冬の終わり、春の訪れを感じさせてくれる。
植樹は約14年前、実もなる
鏡神社には梅の木が200本植えられ、「梅苑」と呼ばれている。この梅は二ノ宮御鎮座1250年・現御社再建200年、そして天皇陛下御即位を記念して平成3年に植樹されたものである。
これらの梅は、5月から6月にかけてしっかりと実をつける。鏡神社では梅のみを参拝者が収穫できるようにしている。社務所で初穂料500円を納めると袋がもらえて、誰でも実を収穫して持ち帰ることが可能だ。
電車でも、車でも
アクセスはJR筑肥線「虹ノ松原」駅から歩いて15分、タクシーを利用する場合は「東唐津」駅で降りた方が便利である。県道40号線沿いの白い鳥居が目印で、駐車場もある。
鏡神社では2ヶ月近く梅の花が咲いている、咲き始めやピークなどどのタイミングでも違った表情の梅苑が楽しめるだろう。一足先に春を感じに出かけてみてはいかがだろうか。