『第17回いいづか雛のまつり』 28日まで開催中
飯塚市の歩み
3月28日(火)まで、福岡県飯塚市の「旧伊藤伝右衛門邸」や「嘉穂劇場」などで、江戸時代から現在までの雛飾りを展示する『第17回いいづか雛のまつり』が開催されている。
福岡県のほぼ中央に位置する飯塚市は、江戸時代には長崎街道の宿場町として賑わい、明治以降から昭和初期には日本一の出炭量を誇った筑豊炭田により商業文化が栄えた。
また「シュガーロード」ともいわれた長崎街道に沿った街には菓子作りの文化が広まり、現在では九州を代表する銘菓発祥の地として知られている。
白蓮展も
『第17回いいづか雛のまつり』の期間中には、街中のさまざまな施設や商店街で展示や催しが行われており、千鳥屋本家での特別展示など、座敷雛のテーマを「平安の夢」として展開されている。
毎年テーマが変わるという座敷雛は、500体から800体が旧伊藤伝右衛門邸の本座敷に展示され、訪れる観光客を楽しませている。
トピックスとして「花子と白蓮展」も同期間に開催されており、雛人形や花木鑑賞に興味のある人には是非とも訪れてもらいたいイベントだ。
また、白蓮は明治天皇の姪という立場にちなみ、珍しい明治天皇御大典雛や皇室に縁のある皇女和宮雛など数多くの雛人形を展示します。
(飯塚市観光ポータルより引用)
(画像は飯塚市観光ポータルHPより)