陶磁器のおひな様のひと味違う美しさ
有田町各地で展示
2017年2月4日(土)から3月20日(月・祝)まで、佐賀県の有田町でひなまつりイベント「第13回 有田雛(ひいな)のやきものまつり」が開催される。
有田町内の各所で美しい有田焼の雛人形が飾られる。上品な顔立ちや精巧な絵付けが施された着物など、やきものならではの特徴を楽しめるイベントだ。
また、同時に「第6回 陶ひなコンテストin有田」も開催される。全国からプロアマ問わずに出品が可能で、個性的な陶ひなが集まる。
陶器独特の味わい
「世界最大の磁器製座りびな七段飾り」は毎年好評で、多くの人が見に訪れている。今年は有田雛のやきものまつりより一足先に、1月28日(土)から伝統文化の交流プラザ「有田館」にて展示される。
それぞれが表情の違いを持っており、丁寧に描かれた繊細な模様に身を包んでおり、その上品な佇まいは必見だ。
磁器製のカラクリ人形
有田館では、磁器製のカラクリ人形の上演を行っている。この磁器製カラクリ人形は1996年に作られたもので、当時の最先端技術と有田の伝統技術が融合している。有田地区に伝わる民話を10体の人形が歌舞伎調で演じる。
随時上演しており、磁器製カラクリ人形の上演が見られるのは世界でもここだけだ。