迫力ある松明合戦!「取り追うまつり」

南北朝時代より続く伝統の祭り

伊万里市大里地区にある神之原八幡宮(かみのはらはちまんぐう)で、12月10日(土)、「取り追うまつり」が開催される。

「取り追うまつり」は、毎年12月最初の卯の日の前夜に行われる祭り。五穀豊穣と無病息災を祈願して行われるが、歴史は古く、南北朝時代に戦いで敗れた武将が、再起をはかるため火中訓練をしたのが始まりともいわれている。

取り追うまつり

迫力!火の粉が舞い散る合戦祭り

火中訓練だったとのいわれ通り、祭りは地区の男性が攻め手と守り手にわかれ、松明の火の粉を浴びせながら合戦を行うというもの。

御供(ゴクウ)さんと呼ばれる、新米で作った握り飯833個の入った笊を奪い合い、攻め手により笊の蓋が開けられると、御供さんが氏子や見物者に配られる。

「打ーちゃえんかー!」と声をあげながら進む攻め手と、「押ーしゃえんかー!」と3本の大松明と30本の小松明を持った守り手の迫力ある合戦は、最大の見どころだ。

無形民俗文化財に選定されている「取り追うまつり」。祭を取り仕切るのは1年交代の当番班で、当番班は新米を神社近くの神聖な水で調理するなど、さまざまなしきたりが守られている。

伝統と歴史が息づく熱い祭り、12月最初の卯の日前夜は、大里地区の人々と五穀豊穣と無病息災を祈ってみてはいかがだろうか。

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