荘厳な炎で祓い清める「お火たき」

新嘗祭の夜の神事

2016年12月8日(木)に佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社で年中行事の秋季大祭(お火たき)が行われる。日没から始まるこの祭儀では、御神前の浄火を移した松明から境内に造られた「お山」に点火されると一斉に燃え上がり、参拝者からは歓声が上がる。

「お山」は木々を積み重ねて青竹で囲んだもので、燃え上がる炎にあたると病気が癒やされ、知らずに犯した罪や汚れを祓い清められると言われている。そのような信仰から、当日参拝できない人の代わりに写真などを火にかざす人も少なくない。

お火たき

来る年の幸を願う

冬至に近い時期であることから、この祭には太陽の復活や春の到来、また翌年の幸を願う気持ちも込められている。また御神前に供えられた新米を使った甘酒が振る舞われ、新穀を感謝する。

祐徳稲荷神社には悠久の舞や御田植の舞、祐徳の舞など多くの舞が伝承されている。各行事の際などに奉納され、秋季大祭では八乙女の舞が奉納される。元々は旧暦の11月8日に行われていたが、現在では新暦12月8日の新嘗祭の神事として行われている。

祐徳稲荷神社は日本三大稲荷の一つとして知られ、年間300万人を超える参拝者が訪れている。荘厳な神火にあたり、身を祓い清めて心を新たにしてみては。

外部リンク

祐徳稲荷神社

https://www.yutokusan.jp/

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