「第63回太宰府天満宮秋芳会菊花展」開催
太宰府天満宮の秋の風物詩
福岡県太宰府市にある太宰府天満宮にて、福岡県内の菊愛好者の団体「秋芳会」による「第63回太宰府天満宮秋芳会菊花展」が開催される。
菊を愛でた菅原道真公の御神霊をお慰めする行事として行われており、期間中は延べ40万人を超す参拝者が訪れる。
福岡県内をはじめ佐賀県・長崎県・熊本県等の愛好者が精魂こめて育てた力作が約1,500鉢、御本殿前をはじめ回廊、天神ひろばに展示される。
展示される菊は、大輪(だいりん)をはじめ小菊の福助、滝の流れを模した懸崖(けんがい)、盆栽、スプレー菊、肥後菊、嵯峨菊、江戸菊、一文字菊など多くの種類を鑑賞することができる。
また、天神ひろばにて大菊・小菊・盆栽・懸崖などの苗の販売も行われる。
開催期間は、11月1日(火)~25日(金)である。開門時間は6:30、閉門時間は19:00である。
七五三祭も合わせて開催
11月15日(火)は、子どもの健やかな成長を祈念する祭典「七五三祭」が斎行される。同祭典に近い日を選び、お祝い・七五三参りをする家族も多い。菊を背景に記念撮影する姿はこの時季の風物詩となっている。
太宰府天満宮とは
菅原道真公の御墓所の上に社殿を造営し、その御神霊を永久にお祀りしている神社である。 「学問・至誠・厄除けの神様」として、日本全国各地から、年間に約800万人の参拝者が訪れている。