城ファンなら訪れておきたい、北海道の名城3選

北海道は食べ物が美味しいだけじゃない!

城めぐりを楽しむ人は元々多かったのですが今では若者や女性からも人気が高まり、今では一大ブームとなっています。

公益財団法人日本城郭協会は2006年に「日本100名城」を選定していますが、選定した城の見どころや来歴をまとめてスタンプラリーの公式スタンプ帳をプラスした「日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき」という本の売り上げが急増中。それだけ多くの人が日本の城に魅せられているということですね。

北海道は美味しい食べ物が多いことで有名な土地。そのため、北海道旅行と言えば食べ物に重きを置きがちなのですが、城ファンには垂涎もののお城があるのです。

今回は北海道の名城をご紹介したいと思います。

北海道の名城3選

星形の城郭が印象的な五稜郭

最初にご紹介するのは「五稜郭」。日本で星形に建造された城郭は全て五稜郭と呼ばれますが、一般的に五稜郭と言えば函館に位置するそれを指しています。

函館市のほぼ真ん中に位置する五稜郭。江戸末期に幕府によって蝦夷地の箱館郊外に建造された稜堡式の城郭です。湿地でネコヤナギが多く生えている土地に建造された城であることから「柳野城(やなぎのじょう)」という異名もあります。

ここは完成からたった2年で幕府が崩壊し、箱館戦争では旧幕府軍に占領されました。明治になると郭内の建物は1棟を残して解体され、陸軍の練兵場として使われていたのです。大正3年になってからは五稜郭公園として一般公開されるようになり、函館を代表する観光スポットになりました。

五稜郭

北海道函館市五稜郭町44

JR函館本線 函館駅下車後、路面電車湯の川行きに乗って五稜郭公園前で下車。そこから徒歩10分。

http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014011601161/

我が国で最後に建造された日本式城郭

「松前城」は松前家初代藩主である松前慶広によって1606年に建造された我が国において最後に建造された日本式城郭です。

戊辰戦争で激しい攻防戦が行われるが、落城。太平洋戦争でも戦火を逃れましたが、1949年に松前町役場の火事が飛び火して天守が焼失してしまいました。天守は再建されましたが、創建当時のままで残っているのは切妻造の本丸御門、本丸表御殿玄関、旧寺町御門です。

曲輪や石垣もしっかり残っているため、旧城地一帯が国の史跡に指定されています。

松前城

北海道松前郡松前町松城144

JR江差線の木古内駅から函館バス松前行きに乗って松城で下車。そこから徒歩約10分。

http://www.visit-hokkaido.jp/info/detail/77

アイヌの人々が残したチャシ

北海道では500以上もの「チャシ」が確認されています。このチャシとはアイヌの人々が建造した何らかの施設。高い場所に築かれているものが多く、コの字型や半円形の壕を崖際にめぐらされています。

チャシが築かれた正確な年代や用途ははっきりとわかっていませんが、一般的には砦として使われていたと考えられています。また、見張場や聖地、談判の場としても使われていたという見解も存在します。

根室半島は特にチャシが集中しており、「根室半島チャシ跡群」として史跡になっています。ノツカマフ1号・2号チャシ跡とヲンネモトチャシ跡は見学できるよう整備されているため、城ファンなら訪れておきたいところ。

根室半島チャシ跡群

北海道根室市温根元59

JR根室本線の根室駅から根室交通バス納沙布線に乗って納沙布岬で下車。そこから湯根元漁港方面に徒歩約20分。

http://www.nemuro-kankou.com/chashi/chashi.html

北海道にはこんなにも個性的な城が3つもあるのです。これまで城めぐりを趣味にしてきた人もこれまでは城に興味がなかった人も、せっかく北海道を訪れるのであればこれらの城へ足を向けてみてはいかがでしょうか。

時にはアカデミックな観光スポットを訪れるのもいいものです。城の周りは緑が多いため、ゆったりと過ごすのにも最適です。

(画像は写真ACより)

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