社員旅行はどこがいい?希望を適切にまとめて行き先を決めるには?
社員旅行の行き先を決めるのは、幹事の悩みの種に
社員旅行の幹事として悩みの種となることは、社員旅行の行き先を決めることではないでしょうか。社員から行き先の希望をとった場合、行きたい場所がとても多く、行き先を決めるのが大変に感じてしまうことでしょう。
しかし、できることなら、幹事として社員の希望を取り入れたいところです。多くの希望を上手にまとめて行き先を決めるには、どのような方法が考えられるでしょうか。
アンケートをとって、行き先の希望をまとめる
「社員旅行の行き先をどこにするか」ということについては、社員に対してアンケートをとることが有効です。
幹事の判断で行き先を決める方法もありますが、社員としては、「せっかく社員旅行に参加するなら、行きたいところに行ける社員旅行が良い」と考えるのではないでしょうか。
社員旅行の行き先のアンケートをとる場合は、第一希望のみならず、第二希望の行き先も記入してもらうと良いでしょう。
なぜなら、第一希望の行き先だけしか記入しなければ、社員旅行の行き先が決まったとき、希望が通らないケースが多くなってしまいますが、第二希望の行き先も記入しておくと、第一希望と第二希望のうち、どちらかの行き先に決まる可能性が高くなるためです。
仮に、旅行の行き先が第一希望の行き先にならなくても、第二希望の行き先に決まった場合、「自分の希望が通った」と感じやすく、社員旅行に行きたい気持ちが高まることでしょう。
また、より一層「社員旅行に参加したい」と感じてもらうには、行き先の希望をとるほかにも、「やりたいこと」の希望もとることが効果的です。
行きたい場所で、やりたいことができる社員旅行なら、社員旅行が楽しく感じられるのではないでしょうか。
予算や日程なども考慮して、行き先を決める
幹事がアンケートをとって行き先を決める場合、第一希望の行き先の中で、最も人気の高い場所とするのが一般的と言えます。
しかし、場合によっては、第一希望の行き先が社員旅行先に適さないことも考えられます。例えば、幹事としては、社員旅行の行き先として関東近郊を考えていたのに、第一希望として最も多かったのが「沖縄」だったとしましょう。
このようなケースの場合は、第一希望として最も多かった場所を社員旅行先と決めるのは不適切となってしまいます。そこで、行き先を確定するなら、単に希望を取り入れるのではなく、社員旅行の予算や日程も考慮した上で、最終的に決めると良いでしょう。
社員旅行の行き先の決め方としては、第一希望だけではなく、第二希望も集めて複数意見をまとめることが適切な方法と言えます。
集団行動だけではなく、自由時間も確保する
また、社員旅行の参加者の中には「そもそも団体旅行が得意ではない」と感じる人がいたり、「集団行動だけでは自由度が少なくて困る」と感じたりする人もいることでしょう。
また、団体行動が苦にならない人であっても、社員旅行の中に自由行動が含まれていれば、より楽しみやすいと感じるのではないでしょうか。
そこで、幹事として社員旅行を計画するなら、集団行動だけではなく、自由時間も確保すると良いでしょう。
特に、研修がメインの社員旅行であれば、研修に集中できるメリットはあるものの、研修だけでは精神的に疲れを感じてしまいがちです。そのようなときに自由時間が含まれていれば、研修の合間や研修終了後にリラックスしやすくなるはずです。
幹事としては、社員旅行の行き先や内容を決めることは大変に感じるかもしれませんが、社員の要望をできるだけ取り入れつつ、実行可能なプランを決めた上で、充実した社員旅行としたいですね。
(画像は写真ACより)