嘉麻市で年一度蘇る「戦国の城」と1000発の花火
「秀吉の一夜城」を今に再現
11月12日(土)・13日(日)、福岡県嘉麻市で「嘉麻市一夜城・花火大会」が開催される。
語り継がれる「益富の一夜城」の逸話
戦国時代末期の1587年、全国統一に乗り出した豊臣秀吉は30万以上の大軍を率いて九州に上陸した。
その後、益富城下を攻める際、地元の農民達と共にたった一夜で城を築き、敵方を瞬く間に攻略した。
秀吉は、このことを大いに喜び、協力した地域の人達に褒美を与え、年貢まで免除したという。
嘉麻市では、この故事にちなんで、400年以上たった今でも毎年秋に益富城跡に一夜城を築き、夜のライトアップと共に様々なイベントが行われている。
初日12日(土)の夜には花火大会が開催され、晩秋の夜空に打ち上がる花火とライトアップされた一夜城のコントラストは、言葉を失うほど幻想的で美しい。
特設会場ではテレビやラジオでおなじみの地元出身・原田らぶ子が司会を務め、様々なショーやアトラクションが催され、嘉麻市の市街地は一年で一番の盛り上がりをみせる。
開催情報
【日時】11月12日(土)・13日(日)
12日 10時00分~19時30分
13日 10時00分~16時00分
※花火大会は12日19時30分~
(雨天順延13日19時30分~)
【会場】
嘉麻市旧嘉穂プール前、公園内(嘉麻市中益)
※花火大会は中益、若八幡宮の近く
(画像はプレスリリースより)